子どもたちの未来を築く!建設現場体験学習の新たな試み
静岡県清水港で、鈴与建設株式会社が地域貢献の一環として、静岡市立清水興津小学校の5年生約90名を対象にした建設現場体験学習を実施しました。このイベントは、静岡県清水港管理局が主催し、毎年恒例の地域学習の一環として行われています。参加者たちは、海岸復元を目指す新興津事業を学びながら、実際の建設現場を体験することで、建設業への興味を高める機会となりました。
新興津事業について
新興津事業は、港湾整備に伴い失われた美しい海岸の復元を目指すプロジェクトです。この取り組みによって、人工海浜や緑地を整備し、快適な海浜環境を創出すると同時に、防災機能の向上も図られています。子どもたちは、このプロジェクトの重要性を学びながら、安全で楽しい海岸作りに思いを馳せました。
実施した体験内容
1. 液状化現象の実験体験
まず行われたのは、液状化現象に関する実験です。令和6年の能登半島地震での液状化の影響を実際に目の当たりにすることで、地震のメカニズムを理解することができました。砂と水を使って作った模型に振動を与えることで、地面の液状化を再現。児童たちは驚きながらその過程を観察し、「家でもやってみたい」と興味を示しました。
2. バックホウ操縦体験
次に、0.8m³のバックホウを用いて土砂を掘削する体験も行われました。熟練したオペレーターの指導のもと、緊張しながらも自ら機械を操ることで、子どもたちは満足そうに笑顔を見せました。
3. 高所作業車搭乗体験
積載荷重1,000kgに対応した高所作業車に搭乗するチャンスもありました。グループに分かれて安全に体験した子どもたちは、高所からの眺望に歓声を上げ、地上の友だちに手を振る姿が見られました。
4. 記念撮影
すべての活動が終了した後、5年生全員でドローンを使って記念写真を撮影しました。楽しい体験の思い出を形にすることができた瞬間となりました。
体験学習を振り返って
体験学習が終わった後、子どもたちは興奮気味に自分たちの感想を語りました。「高所作業が楽しかった!」「液状化の実験が面白かった!」「もっとバックホウを操りたかった!」と、建設業に対する興味を示す声が多く寄せられ、イベントは大成功と言えるでしょう。
鈴与建設は今後もこのような取り組みを通じて、地域の防災意識の向上や、次世代を担う人材育成に努めていく方針です。清水港管理局や関係者の皆さまに感謝しつつ、子どもたちの未来に繋がる活動を続けていきます。
開催概要
実施日:2025年5月20日(火)
参加者:静岡市立清水興津小学校5年生約90名
主催:静岡県清水港管理局
協力:鈴与建設株式会社
鈴与建設株式会社
所在地:静岡県静岡市清水区松原町5-17
代表者:代表取締役社長 櫻井重英
URL:
鈴与建設株式会社