米子高専の万博展示
2025-11-10 12:50:14

米子高専生が挑戦!大阪・関西万博での体験型アート展示

米子高専生が挑戦!大阪・関西万博での体験型アート展示



2025年の大阪・関西万博で、米子工業高等専門学校(米子高専)が「いのちの遊び場 クラゲ館」で体験型アート作品を展示しました。この作品は、量子コンピュータやセンサー技術をテーマにしており、来場者が楽しみながら学びを得ることができる内容となっています。

シグネチャーパビリオンと展示内容



米子高専の展示は、「未来を創る量子コンピュータの素材を探せ! 〜光で導く未来社会の樹〜」というテーマで行われ、学生たちが中心となって制作しました。この展示では、米子高専の学生が開発したジャイロ型ムービングヘッドを使用し、NVセンターピンクダイヤモンドを光らせることで、量子コンピュータの素材探索が体験できる仕組みが採用されています。

展示の内容は、米子高専が2019年から取り組んできたSTEAM教育の成果として位置付けられています。この取り組みでは、音や光の演出に関するプログラミングスキルを学び、前回の展示に活かされています。参加者は青色の光を照射し、隠されたダイヤモンドを探すゲームを楽しみながら、未来の技術に触れることができました。

昨年は、クラゲ館のプロデューサーである中島さち子氏との協力により、地域文化と技術を融合した授業を実施し、学生たちにとって貴重な学びの機会となりました。

大盛況の展示結果



展示期間中、来場者は大勢訪れ「楽しく体験できた」「学生の頑張りが見えて良かった」といった感想が寄せられました。この体験型のアート作品は、参加者に未来の科学技術の可能性を感じさせ、さらなる発展が期待されています。

読売新聞高専未来チャレンジでの展示



また、別の展示も行われ、2023年6月には大阪・関西万博会場で開催された「EXPO共鳴フェス」に参加しました。こちらでは「光を生ける ~Tech×華道による新たな日本文化を体験~」というテーマで、高専の技術と日本文化を融合させた未来型の光の生け花を展示しました。来場者は自分の感性で作品を作る体験を通じて、参加することの楽しさを感じました。

米子市長への報告



展示の成果を受け、米子市長の伊木隆司氏を表敬訪問し、展示内容を報告しました。市長からは「創造性と技術力が融合した素晴らしい作品」と評価され、学生たちもその言葉に自信を深めました。これからも米子高専は、学びを活かし、社会に貢献できる活動を続けていくとしています。

米子高専の取り組み



米子高専は、1964年に設立された国立の高等教育機関です。社会の変化に応じて、2021年から全学科を「総合工学科」に改組し、様々な分野に対応した教育を提供しています。特に今回のようなSTEAM教育を通じて、学生たちの創造性や技術力を育んでいます。

このように、米子高専は未来を担う人材を育成し、様々な社会貢献に取り組んでいます。展示の成功を次のステップへとつなげ、さらなる進化を遂げていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
独立行政法人国立高等専門学校機構
住所
東京都八王子市東浅川町701-2
電話番号

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