新たなおもてなしのカタチ！Collibotが始動！

Collibot（コリボ）：新時代のおもてなしロボット

NUWAロボティクスJAPAN株式会社は、2025年4月に新たなサービスロボット「Collibot（コリボ）」の販売を開始すると発表しました。このロボットは、同社が開発したコミュニケーションロボット「Kebbi Air-S」を搭載し、インタラクティブな会話が可能な自律走行ロボットとして、特にレストラン業界や観光業界において新たなおもてなしの形を提案します。

Collibotの特長

Collibotは、単なる搬送ロボットに留まらず、ユーザーとの会話を通じて情報提供やガイドを行うことができます。　
例えば、レストランでのお客様へのご挨拶や、席への案内、料理の説明、アレルギーに関する質問への回答など、様々なおもてなし機能を持ち合わせています。このロボットは、すでに世界中で40,000台以上が出荷されており、その実績は圧倒的です。

さらに、Collibotは初期設定が簡単で、ユーザーは特別な開発費用をかけずに多様なシーンで活用可能です。IoT機器や他のロボットとの連携も簡単に行えるため、導入ハードルが低いのが魅力です。

会話機能の革新

このロボットには、NUWAの自社開発した会話エンジン「NUWA GenAI」が搭載されており、RAG機能を活用した高度な会話能力と、会話に応じてロボットの表情や動きを制御する機能も備えています。これにより、利用者のニーズに応じた柔軟な対応が可能となり、最近のトレンドや多言語にも対応しています。今後は、韓国語やスペイン語なども追加予定です。

利用シーン

Collibotは、多くの利用シーンでの展開が期待されています。具体的には以下のような場面での使用が考えられます。

1. レストランでの役割: 配膳や下膳だけでなく、入り口でのご挨拶や席への案内、おすすめ料理の説明まで行えます。
2. ショールームのガイド: 展示物の説明やお客様からの問い合わせに対しても応えられる機能があります。
3. ホテルのコンシェルジュ: フロント業務や観光案内を通じて、より良い宿泊体験を提供します。
4. その他のインタラクティブな会話: 映像館や文化施設での接客にも対応可能です。

このように、Collibotはさまざまな業界で役立つ柔軟性を持ち合わせています。

価格とレンタルプラン

Collibotのレストラン仕様は、税抜きで135万円の市場価格を設定しています。また、短期レンタルプランや年単位の長期レンタルサービスも案内されており、企業のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

導入実績

NUWAロボティクスのサービスロボットCollibotは、台湾では2024年にすでに50台以上が導入されており、日本国内でも実証実験が進行中です。沖縄のTHLやきんでん学園内においても、ロボットを活用した接客サービスが試されています。今後も多くの場面での導入が期待されます。

会社概要

NUWAロボティクスJAPAN株式会社は、東京都港区に所在し、2020年に設立されました。鴻海精密工業の子会社として、日本市場の開拓を進めています。役員である矢吹雅彦氏を中心に、運輸、小売、教育、介護、観光などの分野でロボット導入を加速している企業です。

企業の公式ウェブサイトで詳細情報をチェックすることができます。ロボット導入に関する問い合わせやサポートも提供しており、ぜひご利用ください。

https://www.nuwarobotics.com/ja/home/%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%83%93%e3%82%b9%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88/