私立開智小学校でのかつお節特別授業
2024年6月20日と27日、埼玉県にある私立開智小学校で「かつお節特別授業」が開催されました。対象となったのは3年生113名で、ヤマキ株式会社が提供するこの授業では、かつお節の魅力やおいしさ、そしてSDGsについて学びました。ヤマキはかつお節の価値を多くの人に知ってもらいたいという願いから、食育活動を行っており、一般社団法人日本文化教育推進機構内の「かつおぶし食育研究会」と協力しています。
かつお節特別授業の背景
ヤマキがこの活動を始めたのは2012年からで、それ以来550校以上、約45,000人の子どもたちにかつお節の良さを伝えてきました。開智小学校の3年生が行う探究授業の一環として、2020年から毎年かつお節に関する学びの場を提供しております。今年で5回目となるこの特別授業では、様々な体験を通じて食に対する理解を深めていきます。
授業の概要
日程: 2024年6月20日(木)、6月27日(木)
参加者: 私立開智小学校3年生113名
内容:
- かつお節についての学び(カツオとその加工プロセスについて)
- かつお節削り体験
1. かつお節とSDGsについて
2. かつお節の良さ
3. かつお節を用いた自由研究
授業の進行
特別授業では、まずかつお節に関する基礎知識を学び、実際にかつお節を削る体験を行いました。生徒たちはお話を聞く中で、かつお節がどのようにして作られるのかを学び、その過程への理解を深めていきました。27日の授業では、かつお節がどのようにSDGsに関与しているのかを内容に加え、持続可能性への意識を育てることに重点が置かれました。
教材と体験内容
授業で使用された教材は、ヤマキと「かつおぶし食育研究会」が共同で制作した書き込み可能な学習テキストです。このテキストには、「知ろう」「やってみよう」「調べよう」「だし、かつおぶしレシピ」の4つのパートがあり、かつお節に関する情報が豊富に盛り込まれています。特に、二次元バーコードを使用した「かつおぶしマップ」では、全国各地のかつお節を利用した料理も学べます。
今後の展開
ヤマキは今後も教育機関と連携し、かつお節の価値や魅力を広める食育授業を継続する意向を表明しています。その活動の一環として、「ヤマキ かつお節プラス®」というプログラムを通じて、生活者に向けてかつお節の情報や役立つ知識を発信しています。
ヤマキ かつお節プラス® WEBサイト
このように、ヤマキは「鰹節屋・だし屋」として、健康や食文化の継承に今後も貢献していく予定です。かつお節を通じて、多くの人に日本の食文化を伝えるこの特別授業は、子どもたちに貴重な体験となっていることは間違いありません。