売れるネット広告社グループが新たな成長戦略を発表
株式会社売れるネット広告社グループが、教育や会議、Web3分野でビジュアルコミュニケーションのソリューションを提供する「株式会社SOBAプロジェクト」を子会社化することに関する基本合意書を締結したと発表しました。この子会社化により、同グループはさらなる事業拡大を見込んでいます。
SOBAプロジェクトとは
SOBAプロジェクトは、京都大学発の産学官共同研究から生まれた企業で、特許を取得した「SOBAフレームワーク」を擁しています。この技術は高品質な映像と音声の同期を実現し、様々なSaaS(Software as a Service)ソリューションに展開されてきました。具体的には、オンライン教育やWeb会議、ライブコマース、さらには遠隔医療分野でも活用されています。
同社は高い利益率を誇り、2019年には「革新ビジネスアワード」のビジネス部門賞を受賞するなど、その実力が評価されています。今後は、NFT決済や急速に成長するWeb3市場にも参入し、さらなる成長を見つけています。
子会社化の狙い
売れるネット広告社グループは、「EC×AI」を基盤とした事業戦略を推進しており、100億円の売上高達成を目指しています。そのためには「事業多角化」と「サービスの拡充」が不可欠だと捉え、SOBAプロジェクトの子会社化に努めました。この統合により、次の収益源が見込まれます。
1. ライブコマースや動画接客の内製化
2. NFT決済およびAIレコメンドによる新たな売上創出
3. 遠隔医療や教育、行政向けにSaaSを提供
これにより、収益の安定性と成長スピードを高める計画です。
シナジー効果
SOBAプロジェクトを傘下に加えることで、売れるネット広告社グループは映像配信のテクノロジーとTikTok Shop運用ノウハウを統合し、さまざまな市場でシナジーを発揮することが期待されています。特に、以下のような活動が考えられます。
- - ライブコマースの最適化製品を即座に市場に投入
- - NFT決済とAI技術を融合させた次世代コマース基盤の提供
- - 遠隔医療やオンライン教育分野に新規参入
これらの取り組みにより、ITとビジュアルコミュニケーションのハイブリッド型ビジネスを展開し、成長の機会を増やしていくでしょう。
今後の見通し
今回の子会社化が売れるネット広告社グループの業績に与える影響は現在詳しく分析中ですが、2026年7月期からは連結対象となる見込みです。中長期的には、売上の拡大に寄与すると考えられています。さらなる情報が得られ次第、随時発表します。
お問い合わせ
本件に関する詳細は、福岡県福岡市の本社もしくは東京オフィスまでお問い合わせください。