フォーカスシステムズとPagerDutyの提携
株式会社フォーカスシステムズ(東京・品川)は、デジタル運用管理プラットフォームを展開するPagerDuty株式会社(東京・港区)との正式な販売代理店契約及びMSPパートナー契約を結びました。この提携により、同社はIT運用の深化とインシデント対応の迅速化を目指す新たな体制を築くこととなります。
提携の背景と目的
フォーカスシステムズはこれまで公共、金融、通信を中心とした分野でのシステム運用を支えてきました。新たな提携によって、PagerDutyの製品販売と導入支援に加え、自社の運用体制と連携したマネージド運用支援を行い、企業のIT運用を包括的に支えることを目指します。
この提携における重要なポイントは、国内において約2兆円規模とされるIT運用・マネージドサービス市場をターゲットにしていることです。市場が今後も年間8%成長が見込まれる中で、フォーカスシステムズは次世代の運用サービスの拡大に向けた戦略の一環として、PagerDutyのテクノロジーを活用していきます。
PagerDutyの強み
PagerDutyはインシデント管理のリーダーとして知られ、世界中で34,000社以上の顧客を持ち、Fortune100およびFortune500企業の多くが利用しています。特に「PagerDuty Operations Cloud」は、システム運用における安定性、拡張性、そして自動化を提供し、デジタルトランスフォーメーションを推進しています。独自のAI技術と自動化機能により、インシデント対応のライフサイクルを統括管理する仕組みが整っており、顧客にとっても大きな利点となっています。
提供されるサービス
新たな提携による顧客への提供価値は以下の通りです。
1.
PagerDuty製品の正規販売及び導入支援
フォーカスシステムズは、PagerDuty製品の導入をサポートし、顧客のIT環境に最適な提案を行います。
2.
インシデント管理と運用自動化基盤の設計・構築サービス
顧客のニーズに応じた運用の最適化と自動化を目指します。
3.
自社の24時間運用体制を活用したマネージドサービスの提供
障害対応を迅速に行い、運用の安定性を向上させます。
4.
実運用データを基にした運用プロセスの最適化支援
チーム体制の強化や業務の効率化を図ります。
今後の展開
フォーカスシステムズは、本提携を通じて実運用現場での導入支援に特化し、顧客のIT運用改革を継続的に支援する体制を確立します。また、顧客の運用負荷軽減及び安定稼働を目指し、自動化メニューの拡充や運用の高度化を図ります。
国内市場において導入事例を増やし、共同マーケティング施策にも注力することで、次世代運用サービス領域でのプレゼンスを高めていく考えです。このように、両社の提携により、IT運用の未来がさらに開かれていくことでしょう。