株式会社カクシンが新たに元キーエンスの開発・企画スペシャリストである大﨑道雄をチームに迎え入れたことで、同社のコンサルティングサービスがさらに強化されることとなりました。カクシンは、これまで営業およびマーケティング支援に特化したコンサルティングを行ってきましたが、今回の参画により商品企画や開発領域へも支援の範囲を広げていく方針を明らかにしています。
この新たな展開は、クライアント企業に対する付加価値の創造を一貫して支援するための重要なステップといえます。大﨑道雄は大阪大学の基礎工学部を卒業後、株式会社キーエンスに入社しました。彼は商品の企画・開発において豊富な経験を持ち、多数の新商品開発プロジェクトでリーダーとしての役割を果たしてきました。特に、光学式3次元測定器の開発プロジェクトは彼にとって大きな成功の一つであり、キーエンスにとっても重要な製品となっています。
大﨑は独立後、主に中小企業に対する新商品企画や開発のコンサルティング業務を行い、そのプロセスや考え方についてのノウハウを伝える活動を続けています。彼の参画により、カクシンは「本質的な経営コンサルティング」を提供する体制が整うと期待されています。カクシンの代表取締役CEOである田尻望氏も「営業・マーケティングの接点から始まり、商品企画・開発での付加価値創出、さらに効果的な拡販までを一貫して支援する体制が整ったことで、クライアント企業の粗利益向上に大きく貢献できると信じています」とコメントしています。
カクシンの提供する新しい支援体制には、従来の営業やマーケティング・販売促進の支援に加え、今後は新事業や新商品企画、さらには技術開発戦略の支援が含まれます。これにより、企業にとって重要な付加価値創造のプロセスをワンストップで提供することが可能になります。カクシンは、「企業の構造にアプローチし、商品・サービスの付加価値を向上させること」を企業理念として掲げており、その実現に向けた新しい一歩を踏み出したことになります。
今回の参画に関する詳細は、特別対談動画がYouTubeで公開されています。この動画では大﨑自身が参画に至った背景や今後の展望について語っており、視聴することでより深く彼のビジョンを知ることができるでしょう。カクシンに対する期待がさらに高まっています。
最後に、株式会社カクシンは、企業が長期的な成長を実現するために必要な戦略や組織コンサルティングを通じて、日本企業の競争力向上に貢献することを目指しています。これからの新体制の動きに注目が集まります。