「生きづらさ」を言葉で乗り越える!コミュニケーションコンサルタントひきたよしあき氏の最新刊
「自己肯定感が低い」「口下手で人と話すのが苦手」「ネガティブ思考でいつも落ち込んでしまう」…。現代社会では、多くの人がこうした悩みを抱えています。
そんな「生きづらさ」に寄り添い、言葉の力で解決策を示してくれるのが、コミュニケーションコンサルタントのひきたよしあき氏による最新刊『あなたを全力で肯定する言葉』(辰巳出版)です。
ひきた氏は、著書30万部超のベストセラー作家であり、15万部超のベストセラー『博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「伝わらない」「まとまらない」「伝わらない』がなくなる本』の著者としても知られています。これまでビジネスシーンにおける実践的なコミュニケーションスキルを広く伝えてきたひきた氏ですが、本書では、ビジネスの鎧を脱ぎ捨て、生身の言葉で、現代社会における多種多様な「生きづらさ」に寄り添います。
「負のレッテル」に気づくことが生きやすさの鍵
ひきた氏は、ある名門私立中学校で生徒たちの「自己肯定感」の低さを目の当たりにし、「『人と比べて劣っている。私には自己肯定できるものがない』とみんなが言います。日本は今、『一億総自己肯定感の低い社会』になっているというのが私の実感です」と指摘します。
現代社会では、自分自身を過小評価し、ネガティブなレッテルを貼ってしまう人が多く見られます。しかし、ひきた氏は「『自己肯定感が低い』というレッテルを自分で貼りつけて、自分の人格全部を全面否定してしまうのはもったいない」と語りかけます。
本書では、こうした「負のレッテル」を21個挙げ、自虐的な言葉がもたらす悪循環を丁寧に解説していきます。
例えば、「自分はダメな人間だ」「努力しても無駄だ」といった言葉は、自分自身へのネガティブな暗示となり、行動を制限してしまう可能性があります。
ひきた氏は、自身の失敗談も交えながら、悩みの原因を紐解き、絡まった思考をほぐすヒントを伝授します。
本書を読み終える頃には、自分自身に貼り付けていた「負のレッテル」に気付き、生きづらさを解消する糸口を見つけることができるはずです。
疲れた心を癒す、やさしい言葉の力
『あなたを全力で肯定する言葉』は、単なる自己啓発本ではありません。
ひきた氏の言葉には、深い洞察と温かい励まし、そしてユーモアが溢れています。まるで、心の友人に語りかけられているような、やさしい言葉で読者の心を包み込みます。
本書を手にすることで、あなたは自分自身を肯定し、前向きに進んでいくための力を得ることができるでしょう。
書籍情報
書名: あなたを全力で肯定する言葉
著者: ひきたよしあき
イラスト: 江夏潤一
デザイン: albireo
発行: 辰巳出版
発売日: 2024年7月17日
定価: 1,540円(本体1,400円+税)
体裁: 四六判/224ページ
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著者プロフィール
ひきたよしあき
スピーチライター、コミュニケーションコンサルタント。(株)SmileWords代表。大阪芸術大学放送学科客員教授。早稲田大学法学部卒業。元(株)博報堂クリエイティブ・ディレクター。政治家、行政、大手企業のスピーチライターとして活躍し、現在は企業や各種学校をはじめ、JFA(日本サッカー協会)、浄土真宗本願寺派などでも講義。世代間のコミュニケーションギャップ、価値観や言葉遣いの違いなどを分析し、コミュニケーション能力を高める方法を伝授している。教育WEB「Schoo」、朝日小学生新聞WEB「みんなをつなぐ新聞」などでも人気を博している。
主な著書
『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)
* 他多数