メカトロテックジャパン2025に出展するテクノアの新たな挑戦
岐阜県岐阜市に本社を置く株式会社テクノアは、2025年10月22日から25日にかけて、名古屋のポートメッセなごやで開催される『メカトロテックジャパン2025(MECT2025)』に出展します。この展示会は、国内最大規模の工作機械見本市であり、毎年多くの製造業関係者が集まります。
出展のポイント
テクノアのブースでは、中小製造業向けに特化したクラウド対応型生産管理システム『TECHS』シリーズを中心に、DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションが紹介されます。これにより、中小企業でも容易にDXを導入し、生産管理や業務の効率化を図れることを目指します。
特に、AIを活用した『攻めのDX』ソリューションは、業務プロセスを根本から改善し、新しいビジネスモデルを構築する手助けをします。これにより中小製造業が抱える課題に真正面から取り組む姿勢を示しています。加えて、テクノアは生産管理システムの出荷本数において、SaaS/PaaS分野でNo.1を達成した実績を持っています。
ワークショップの開催
10月24日には、『中小製造業経営者が取り組むべき原価管理~「時間チャージ」の最適化で利益を確保~』をテーマにしたワークショップを開催します。このセッションでは、厳しい経済環境下での利益確保のポイントを解説し、実践的なテクニックを参加者に向けて提供します。講師はテクノアの中小企業診断士であり、IT経営事業部に所属する中川淳一朗氏です。
参加は無料で、事前の申し込みが必要です。このワークショップでは、製造業がどのように原価管理を最適化できるか、具体的な施策を学べる貴重な機会となります。
新しいオプションの紹介
今年の6月には、多品種少量型の部品加工業向けに新たに『MECT2025』の専用オプション『スマホ実績収集オプション』の販売が開始されたことが発表されました。このオプションでは、作業指示書のQRコードをスマートフォンで読み取ることで、即座に作業実績を記録できる便利さが特徴です。
この仕組みにより、製造現場での業務の効率化はもちろん、リアルタイムでのデータ収集が可能となり、迅速な意思決定につながります。月額利用料は税別2,000円からとリーズナブルな設定となっています。
結論
テクノアの今回の出展は、中小製造業向けのDXきっかけを提供する重要な機会と位置付けられます。メカトロテックジャパン2025は、製造業の未来を形作る技術やソリューションが一堂に集う場であり、テクノアの新製品やソリューションに触れることで、多くの企業が新たなビジネスチャンスを見出すことが期待されます。テクノアは、その先進的な取り組みにより、日本の製造業のさらなる発展に寄与することを目指しています。