中小企業における男性育休の挑戦
大阪府東大阪市に本社を構える株式会社ディエスジャパンは、中小企業として新たな取り組みを行っています。特に注目すべきは、2025年に男性社員が育児休業を取得した事例です。これによって、企業文化の変革が始まる兆しが見えています。
男性育休を取り巻く背景
2025年10月から施行される育児・介護休業法の改正により、企業には育児と仕事の両立に関する柔軟な対応が求められるようになりました。しかし、特に地方の中小企業では、限られた人数で業務を回さなければならないため、育児休業制度の運用が難しいという現実があります。
ディエスジャパンにおいても、これまでは女性の育休取得に対して男性の取得が少なく、数日から数週間の短期間にとどまることが課題でしたが、最近の取り組みで状況が変わりつつあります。
男性社員の育休取得の要因
今回、育休を取得した男性社員にインタビューを行ったところ、次の3つの要因が育休取得を後押ししたことがわかりました。
1.
給与の手取りがほぼ変わらない: 2025年4月から育児休業給付率が賃金日額80%に引き上げられ、社会保険料が免除されることにより、金銭的な不安が軽減されました。
2.
仕事の見える化: ディエスジャパンではSalesforceを利用して営業活動の情報を一元管理し、状況の把握が容易になりました。これにより、引き継ぎもスムーズに行えるようになりました。
3.
上司からの声かけ: 育休を取得した男性社員は、上司からの積極的な声かけが励みになったと語っています。
育休を取得した社員の実体験
- - #### 経営企画(本社)/30代/育休期間:約1ヶ月(2025年8月)
この社員は、遠方に住む妻の実家を支えるため、また自分が育児に専念するために育休を取得しました。彼は育休中、授乳や家事など忙しい日々を過ごし、育児の現実に驚かされたと話しています。育休後の復職時には、コミュニケーションの重要性に気づき、社内外での連携を強化しています。
- - #### 三重支店・営業職/30代/育休期間:約2ヶ月(2025年6月〜7月)
この社員は、子どもの生後2〜3ヶ月に育休を取得し、育児の重要性を感じたと話しています。復職後には顧客とのコミュニケーションが充実し、業務も効率的に進めるようになったと語ります。
今後の取り組み
ディエスジャパンでは、今後も育児休業の取得促進とともに、社員が仕事だけでなくプライベートでも充実した生活を送れるよう、職場環境の整備を進めていく計画です。
株式会社ディエスジャパンについて
ディエスジャパンは、オフィス環境の持続可能性を追求する企業です。「人のチカラ」を信じ、共生社会の実現に向けて貢献しています。
会社名: 株式会社ディエスジャパン
代表者: 北條 陽子
所在地: 大阪府東大阪市吉田本町3-3-45
設立: 1985年5月1日
事業内容: 環境に配慮した製品の製造販売など
公式サイト:
https://www.dsj.co.jp/