高校生のリユース挑戦
2024-11-08 18:03:48

福岡の高校生たちが展開する環境保護の新しい形!リユースプロジェクト始動

福岡の高校生たちが贈るリユースの挑戦



福岡県那珂川市にて、福岡女子商業高等学校の生徒たちが中心になり、地域で不要になった衣類を回収しリメイク商品を製作して販売するリユースプロジェクトが始まります。この取組みは、環境への配慮を高めるだけでなく、地域とのつながりを深める試みでもあります。

プロジェクトの背景



福岡女子商業高等学校では2021年度からアパレルブランド「SPINNS」と連携し、「SPINNS部」を発足させました。部活動の一環として、彼女たちは昨年度より校内に衣類回収BOXを設置。不要衣類の集積を行い、地域や学校のイベントを通じてリメイクワークショップやリユース販売に積極的に取り組んできました。

今回の新たなプロジェクトでは、SPINNS部だけではなく、「マーケティングLab.」、「キカクブ」、「有志サポート生徒」などの部活動が協力し、それぞれの特性を生かした役割分担を行いながら進行されています。

メルカリの参加



このリユースプロジェクトは、株式会社メルカリがサポート企業として名を連ねています。メルカリは今年からサーキュラーエコノミーを促進する教育プログラムを始めており、高校生向けにプロジェクトの説明やマインドセット、実際の販売手法などを指導しています。また、回収ボックスには「メルカリエコボックス」が使用されるなど、実務的な面でも強力な後押しを行っています。

地域社会との連携



那珂川市もこのプロジェクトに協力しており、回収ブースを市役所のエントランスに設置したり、ホームページを通じて地域住民に協力を呼びかけたりしています。生徒たちはボックスの設置活動にも関与し、多くの学校や地域事業者と協力しています。参加した方々をお招きして、展示会を開催し、その活動を広く知ってもらう機会を設けることで、リユースの大切さを伝えています。

リメイク商品制作



プロジェクトでは、集められた不要衣類をリメイクすることに力を入れています。放課後に集まる生徒たちは、集まった衣類の中から選び出し、バッグやフリルシャツといった新しいアイテムを制作しました。デニムやシャツを元にしたリメイク商品は、プロジェクト発表会で披露され、31日からは「メルカリShops」にて販売がスタートしました。

発表会の成功



プロジェクトの発表会には、柴山翔太校長や那珂川市の武末市長、地元メディア関係者など、多くのゲストが参加しました。生徒たちは自らの取り組みや成果を発表し、会場は大いに盛り上がりました。参加者たちは、生徒たちの活躍ぶりに刺激を受け、「地域の未来を担う生徒たちが環境保護に貢献している」とその取り組みを素直に称賛しました。

今後の展望



福岡女子商業高等学校の「メルカリShops」は、これからもリメイク商品の販売を続けていく予定です。販売時には、生徒たちが発送作業や追加商品の制作を手掛けるなど、運営にも積極的に関与します。これにより、彼女たち自身の成長を促進し、持続可能な社会に貢献する意義深い経験となることを期待しています。

福岡女子商業が展開するこのリユースプロジェクトは、地域社会の理解と支援を受けながら、エコ意識を広める重要な活動となるでしょう。今後の展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社ヒューマンフォーラム
住所
京都府京都市中京区寺町通蛸薬師上ル式部町261ヒューマンフォーラムビル
電話番号
075-212-8991

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