ネクスコ東日本エリアトラクトとTOUCH TO GO、無人店舗を初導入

ネクスコ東日本エリアトラクトとTOUCH TO GOの革新的な提携

2023年、株式会社TOUCH TO GO（TTG）と株式会社ネクスコ東日本エリアトラクト（エリアトラクト）は、サービスエリア（SA）・パーキングエリア（PA）で無人決済店舗を導入する業務提携に合意しました。この提携により、両社は店舗の省人化を進めることで、利便性を高め、地域社会への貢献を目指します。

業務提携の背景

日本国内のSA・PAでは、人手不足が深刻な問題となっています。従来の営業スタイルでは、利用状況の変動に柔軟に対応できず、夜間営業の維持や拡大が難しいという現実があります。この状況を打破するためには、革新をもたらす運営方法が求められています。TTGの無人決済システムを活用することで、スタッフを配置せずに営業する新しい形態を導入し、お客様のニーズに応えるサービスを提供する運営が可能になります。

東部湯の丸SAでの実証店舗オープン

業務提携の第一歩として、2024年11月21日（木）、上信越自動車道の東部湯の丸SA（下り線）にて、TTGが開発した無人決済システム「TTG-SENSE MICRO W」を導入した24時間営業の店舗がオープンします。この店舗は全国初の無人決済店舗となり、様々な商品を扱います。

無人決済システムの仕組みは、天井に設置されたカメラによる人物の追尾と棚に設置されたセンサーによって、取られた商品を認識します。そのため、従来のレジでの会計が不要になり、スムーズなショッピングが実現されます。また、会員登録や専用アプリのインストールも不要です。