廃棄物データ取得とハブラシリサイクル
2024-07-11 12:26:31

資源循環型マンション実現へ!廃棄物データ取得とハブラシリサイクルの実証実験開始

マンションにおける資源循環型社会の実現に向けた取り組み



株式会社ファミリーネット・ジャパン(FNJ)とレコテック株式会社は、千葉県船橋市のマンションにおいて、家庭から出る廃棄物データの取得と使用済みハブラシの回収・リサイクルを効率的に実現する実証実験を開始しました。

近年、環境問題への関心が高まる中、企業はCO2排出量の削減や資源循環の取り組みを強化しています。しかし、家庭から出る廃棄物の分別回収・リサイクルにはコスト負担などの課題があり、十分な量の回収が難しい状況です。

この実証実験では、マンション入居者の負担を軽減し、効率的な廃棄物回収・リサイクルの仕組みを構築することで、環境負荷の低減を目指しています。

実証実験の内容



① 廃棄物データの見える化

レコテックが提供するデータプラットフォームサービス「pool」を活用し、可燃ごみ、不燃ごみ、びん、かん、ペットボトルなどの廃棄物データを収集します。このデータにより、廃棄物の排出量の推移やリサイクル率、処理にかかるCO2排出量などを把握することができます。

② ハブラシの回収

ライオン株式会社が提供するハブラシ・リサイクルプログラムを利用し、使用済みハブラシを回収・リサイクルします。マンションのゴミ収集所にハブラシ専用の回収ボックスを設置することで、入居者は簡単に回収に参加できます。

実証実験で期待される効果



本実証実験を通じて、マンションにおける廃棄物の見える化と効果的な資源循環が実現され、環境負荷の軽減に大きく貢献すると期待されています。さらに、廃棄物のリサイクルと資源循環を促進するための新たな取り組みやサービスの開発にも力を入れていくとのことです。

マンションにおける環境負荷低減への取り組み



FNJとレコテックは、本実証実験を通じて、マンションにおける環境負荷低減の取り組みを促進し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。今回の取り組みは、マンションという生活空間において、環境問題に対する意識を高め、一人ひとりの行動を促すきっかけとなるでしょう。

今後の展望

今回の実証実験で得られた知見を基に、環境負荷の低減につながる新たなサービスやシステムの開発を進めていく予定です。また、他のマンションや地域への展開も視野に入れ、より広範囲な資源循環型社会の実現を目指していきます。


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