国土交通省が新たな造船業向けのAIロボット公募を開始
国土交通省は、造船業の生産性向上と技術力の継承を目指し、AIを活用した造船ロボットの開発に関する公募を開始しました。この取り組みは、労働力不足に悩む造船業界において、持続可能な船舶供給体制を確立することを目的としています。
事業の背景と目的
造船業は、国内外の需要や環境規制の変化に伴い、大きな転換期を迎えています。このような状況下で、AI技術を駆使した新たな造船プロセスの導入が急務です。特に、少ない労働力で高品質な船舶を安定的に供給するためのシステムが求められています。
公募の概要
1. 事業の対象
公募の対象となるのは、民間企業および大学などで、国土交通省が定めた条件を満たす者です。
2. 開発内容
公募に参加する企業は、船舶建造の様々な工程でAIを活用したロボットを開発します。具体的には、以下のようなロボットの開発が含まれています:
これらのロボットは、強化学習を用いて耐久性の向上を図り、又、ロボットの動作経路や干渉、センサー視界などを分析しながら、最適な作業計画をバーチャル空間で作成します。
まず、AIによるシミュレーション基盤が構築され、実際の建造工程においても適用される予定です。
3. 実施体制
本事業は、国立の海上・港湾・航空技術研究所の海上技術安全研究所によって委託されて実施されます。この研究所は、造船業の再生ロードマップを策定した国土交通省および内閣府の協力を得ています。
応募方法
公募に参加希望の方は、海上技術安全研究所の公式ウェブサイトに掲載される公募要領を確認の上、所定の申請様式に必要書類を添えて提出してください。
公募受付期間
この公募の受付は、2023年2月13日から3月6日までの正午までです。
お問い合わせ先
公募内容や応募手続きについてのお問い合わせは、以下の連絡先へお願いいたします:
- - 国土交通省 海事局 船舶産業課
- - ☎ 03-5253-8111(内線43-634、43-639、43-647)
- - 直通:03-5253-8634
この取り組みは、造船業の未来を見据えた革新的な技術導入の第一歩となり、新たな可能性を切り開くことが期待されます。