食品安全管理強化
2016-05-24 14:15:38
タイムマシーン、サンデンRS社と業務提携し食品安全管理を強化
近年、食品安全管理がますます重要視されています。その中でもHACCP(ハサップ)という手法は、食品の衛生管理やリスクマネジメントにおける基準として広く普及しています。この度、タイムマシーン株式会社は、サンデン・リテールシステム株式会社との業務提携を発表し、これを強化する新たな取り組みを展開することとなりました。
タイムマシーンのクラウド型温湿度モニターサービス「ACALA」は、特に生産者から消費者に至るまで、一貫した温湿度管理を実現するための技術が詰まっています。これにより、温度管理が重要な食品製造や流通の現場において、より精密で効率的な管理が可能になります。今回の提携によって、サンデンRS社の製品サービスにこの技術が応用されることで、業界全体にとって大きなメリットが期待されます。
具体的には、ACALAを通じて、食品が生産される現場から、加工、流通、そして店舗、さらには消費者に至るまでの温湿度の管理が行えるようになります。これにより、食品の品質を保持し、美味しさを最大限に引き出すとともに、食品安全に対する消費者の信頼感を高めることができるのです。
さらに、タイムマシーンの強みとして、ビッグデータの解析や可視化技術があります。この技術を駆使することで、データを元に必要な情報を引き出し、改善策を迅速に講じることができます。食品業界では、このような情報の迅速な把握と対応が求められるため、両社の連携は非常に意味のあるものとなるでしょう。
タイムマシーンは、今回の提携を単なるスタートと捉え、今後も業務用IoT技術を駆使して顧客のニーズに応えたイノベーションの創出を目指していく方針です。市場のニーズに応えた製品サービスのラインアップの拡充を図り、顧客満足度の向上に努めていくことでしょう。
また、この提携にあわせて、両社は「ワイヤレスジャパン2016」に共同出展します。この展示会は5月25日から27日の間、東京ビッグサイトで開催される予定で、自社の最新技術を直接体験できる良い機会です。展示ブースでは、具体的な実用例として業務用冷凍ショーケースがIoT化されて展示される予定で、訪れた方々に温度管理の実際を体験してもらうことができます。特に、コンビニエンスストアなどで使用される冷凍ショーケースやコーヒーサーバーのIoT化は、観客の興味を引くことでしょう。
タイムマシーン株式会社は、環境センサーなどの業務用IoTハードウェアやソフトウェアを開発する企業で、医療機関や運輸、食品においてもそのシステム「ACALA」が活用されています。このシステムはSmartMesh IP™を使用しており、食品業界のHACCPやGDPなどの基準に早期に対応することで、企業の生産性向上を図る役割を果たしています。
このように、タイムマシーンとサンデンRS社との業務提携は、両社にとって新しいビジネスチャンスの創出ただけでなく、食品業界全体に対しても影響を与える革新的な取り組みとなりそうです。今後の展開にも注目です。
会社情報
- 会社名
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タイムマシーン株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋人形町1-5-5
- 電話番号
-
03-6264-8603