新型ロッカー登場
2024-03-14 10:00:03

JR東日本が新型ロッカー「マルチエキューブ」でキャッシュレス決済を導入

JR東日本の新型ロッカー「マルチエキューブ」登場



東京駅丸の内地下南口に、JR東日本が新たに設置した多機能ロッカー「マルチエキューブ」が注目を集めています。これにはFinGo製のキャッシュレス決済端末「Trio-IQ」が搭載されており、駅利用者に便利で革新的なサービスを提供します。これまでのロッカーの概念を覆す新たな試みとして、現金決済機能を排除し、完全なキャッシュレスシステムを実現しています。

マルチエキューブの機能と目的



「マルチエキューブ」という名称は、多機能を意味する「マルチ」と、駅のことを指す「エキ」、さらにはロッカーの形状である「キューブ」に由来しています。このロッカーは予約、預入、受取、発送という4つの機能を持ち、利用者のニーズに柔軟に応じることが可能です。特に、発送機能に関しては現在準備中ですが、近い将来にその機能が実装される見込みです。

このシステムの導入により、現代物流の多様なニーズに対応することが期待されています。たとえば、ECサイトからの注文や個人間取引の荷物配送など、従来のロッカーとは異なり、荷物を預けるだけでなく、期間を利用した物流拠点連携の機能も果たします。

キャッシュレス決済のメリット



最近、キャッシュレス決済が急速に普及している背景には、利便性の向上があると言えるでしょう。FinGoが提供するTrio-IQを使用することで、利用時間の短縮や売上集計、現金管理の業務削減が実現されます。

また、具体的な決済方式としては、交通系ICカードやバーコード決済(PayPay、auPAY、d払い、楽天Payなど)を選ぶことができ、スムーズな取引が可能です。これにより、現金の扱いや取り扱い業務から解放されるため、運営側の効率も格段に向上します。

社会的な意義と未来



昨今では、物流業界におけるドライバー不足や再配達の問題が深刻化しています。これに対抗する形で新型「物流プラットフォームシステム」としての役割を果たすマルチエキューブは、まさに時代が求めるサービスとも言えます。また、このロッカーの背景には、JR駅構内のシェアオフィス「STATION BOOTH」におけるFinGoの決済端末「UNO PLUS」の成功事例があり、さらに多くの場面での導入が期待されています。

FinGoとTrio-IQについて



FinGo株式会社は、キャッシュレス決済の推進を目的とし、特に自動販売機や精算機といった無人機器向けのソリューションを強化しています。「Trio-IQ」は、イスラエルのOTI社が開発したマルチ決済端末で、国内向けの決済アプリケーションをFinGoが開発しました。これにより、55か国以上において100万台以上のハードウェアデバイスが導入されている実績があります。

最後に



東京駅に加わった「マルチエキューブ」は、便利さだけでなく、次世代の物流システムとしての可能性も秘めています。今後の展開として、年度内には100台の設置が見込まれており、3年間で約1,000台の導入を目指しているとのことです。これからますます便利なサービスが私たちの生活を支えていくことでしょう。

詳細については、FinGoの公式サイト(FinGo HP)をご覧ください。

会社情報

会社名
FinGo株式会社
住所
東京都千代田区内幸町1-1-1帝国ホテルタワー12階
電話番号
03-6457-9407

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