バトンズと弥生の業務提携について
株式会社バトンズと弥生株式会社が、業務提携に合意したことを発表しました。この連携は、中小企業の存続と成長を支援するための重要なステップとされています。特に、バトンズが提供するM&Aサービスを通じて、弥生の顧客に対する支援が強化されることが期待されています。
業務提携の背景
これまでバトンズは、M&Aを通じて中小企業の成長を支援し、後継者問題の解決に向けた取り組みを進めてきました。一方、弥生は「事業コンシェルジュ」のビジョンを掲げ、スモールビジネスの成長過程での様々な課題に対応してきました。
このたびの業務提携では、弥生が提供している「弥生のあんしんM&A」というプラットフォームが、バトンズに移管されます。これにより、弥生の顧客は、12,000以上の会計事務所が参加する「弥生PAP会員」を通じて、バトンズのM&Aサービスを利用することが可能になります。
提携の目的と今後の展開
両社は、この提携を通じて中小企業のM&Aを積極的に推進し、日本経済の持続可能な成長に寄与することを目指しています。特に、弥生は事業承継に関する悩みを持つ顧客からの相談に対し、バトンズの利用を勧める方針です。
バトンズは、弥生から紹介された会計事務所や中小企業に対して、専門的な知識に基づくM&Aのサポートを行います。特に後継者不在といった国家的な課題への対策を強化することが期待されています。
BATONZと弥生のあんしんM&A
バトンズが提供するM&Aプラットフォーム「BATONZ」は、特に中小企業のM&Aに特化したサービスを展開しています。専門家のサポートとデジタル化を組み合わせることで、M&Aをよりスムーズに行える環境を整えています。その成果として、2021年度から2023年度にかけて、業界内での成約件数においてトップシェアを誇ることが示されています。
一方、弥生の「弥生のあんしんM&A」は、同社が中小企業庁によって認定されたM&A支援機関として、数多くの中小企業向けに特化したサービスを提供しています。これにより、より多くの企業がM&Aのメリットを享受できる環境が整います。
まとめ
バトンズと弥生の業務提携は、中小企業にとって大きな意義を持つものです。両社が協力することで、M&A市場が活性化し、結果的に日本経済の維持と発展につながることが期待されます。これからの取り組みに注目が集まります。
会社概要
株式会社バトンズ
- - 所在地: 東京都中央区築地3-12-5
- - 設立: 2018年4月
- - 代表取締役CEO: 神瀬悠一
- - 事業内容: M&Aマッチング及び経営コンサルティング
- - HP: batonz.jp
弥生株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区外神田4-14-1秋葉原UDX21F
- - 創業: 1978年
- - 代表者: 前山貴弘
- - 事業内容: 業務ソフトウェア及び関連サービスの提供
- - HP: yayoi-kk.co.jp