DV・モラハラホットライン
2021-08-11 10:30:02
DV被害者と加害者の新しい支援手法「DV・モラハラホットライン」を開設
DV・モラハラホットラインの開設
新型コロナウイルスの影響で、家庭内でのストレスが増し、悩みを抱える人々が多くなっています。この問題を受けて、メンズカウンセリング協会は「DV・モラハラホットライン」を2023年9月11日に開設しました。このホットラインは、DVやモラハラといった家族間暴力だけでなく、その他の悩みを抱える方々に向けて設立されたものであり、被害者・加害者の区別なく、どなたでも相談できることが特徴です。
ホットラインの目的と支援内容
この新しいホットラインは、特に分離や保護に特化した従来の支援が、家庭崩壊を引き起こしかねないという現実を受けて誕生しました。相談者は性別や年齢、加害・被害の立場を問わず、どんな問題でも気軽に相談することができます。悩みを抱えている方々の気持ちに寄り添い、深くお話を聞くことが第一の目的です。
さらに、相談に応じた内容に基づいて、日本家族再生センターと連携した支援も提案可能です。これは、一人でも多くの方が最適な支援を受けられるようにするための取り組みの一環です。秘密は厳守され、安心して相談ができる環境が整っています。
メンズカウンセリングの理念
メンズカウンセリング協会は、「メンズセラピー」の考え方に基づき、これまでの援助理論では難しい問題を抱えるすべての当事者をサポートすることを使命としています。代表の川島康史氏は、これまでの経験から、相談者とともに生きる仲間としてお互いの思いを共有し、世の中の厳しさを共に認識しながら支援を行う重要性を強調しています。
社会への影響
このDV・モラハラホットラインは、社会の中で失われつつある家族の機能を再生し、当事者が心の再成長を遂げられる糸口を提供します。社会に溢れるパワー構造を見直し、対話を通じて暴力のない社会を実現するための第一歩として、利用を呼びかけています。
さいごに
最近の家庭内のストレスや悩みは、決して個人の問題だけではありません。DV・モラハラホットラインは、その架け橋となり、ひとりでも多くの方が支援を受けられるよう、広く情報を発信していくことが求められています。困難な状況に直面している方々が、自分の思いを話せる場所として、ぜひこのホットラインをご利用ください。
会社情報
- 会社名
-
メンズカウンセリング協会
- 住所
- 京都府京都市山科区御陵大津畑町38-3
- 電話番号
-