ワタミインターナショナル、訪日促進キャンペーンでアジア圏を席巻!
ワタミインターナショナル、アジアで訪日促進キャンペーンを大展開!
ワタミインターナショナルは、2013年、観光庁のビジット・ジャパン事業とタイアップし、アジア各国・地域で「美味しい日本食を食べて、日本に行こう」キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは、日本食の魅力を通じて日本の観光を促進することを目的としています。ワタミインターナショナルは、香港を拠点にアジアを中心に84店舗の飲食店を展開しており、その顧客層は旅行意欲の高い中高所得者層です。そのため、訪日観光客増加に向けた戦略として最適な企業と言えるでしょう。
キャンペーンの規模と展開
第一回目は香港と台湾の44店舗で実施され、7万3千人もの応募者数を記録。Facebookのいいね数も香港で71.2%増、台湾で80.4%増と、大きな成果を収めました。
第二回目は、対象地域を香港、台湾に加え、中国(上海、広州、深圳)、シンガポール、マレーシア、韓国と大幅に拡大。居食屋「和民」、日本料理「和亭」、Japanese Restaurant & Café「Kitchen J」など、合計82店舗がキャンペーンに参加しました。
キャンペーン期間中は、各店舗でポスターやバナー、テーブルテントなどを設置し、100万人(月間)の顧客に訪日へのメッセージを訴求しました。
さらに、イオンクレジットサービス、JCB、エイチ・アイ・エス、角川ホールディングスの各現地法人とも協業することで、相乗効果による更なる訪日促進を目指しました。
キャンペーン内容と魅力的な特典
キャンペーンは大きく分けて二つのフェーズで実施されました。
第一弾は、ビジット・ジャパンのFacebookページ(中国はWeibo)で「いいね!」を押した方を対象に、ワタミ自慢の特別メニューとビール一杯無料に加え、抽選で「日本の夏」をレポートする特派員旅行をプレゼントしました。特派員旅行では、隅田川花火大会、富士山、富士急ハイランドなどを体験し、その様子は香港Walkerや台北Walkerなどに掲載されました。
第二弾は、イオンクレジットカードまたはJCBカード会員を対象に、ワタミ自慢の特別メニューをプレゼント。抽選で訪日ペア旅行や日本自治体工芸品、ワタミのお食事券などを用意しました。
それぞれのフェーズで、各店舗は独自の特別メニューを提供し、顧客の購買意欲を高めていました。
キャンペーンの結果と今後の展望
キャンペーンの結果は、非常に大きな成功を収めました。第一弾では、各地域で数千名規模の応募者がおり、第二弾でも多くの応募があったと考えられます。具体的な応募者数も公開されており、その効果の高さが見て取れます。
ワタミインターナショナルは、今後も日本文化の海外発信と訪日促進に貢献していく姿勢を示しています。このキャンペーンは、企業のCSR活動の一環として、日本経済の活性化にも大きく貢献していると言えるでしょう。
企業連携による相乗効果
複数の企業との連携も、キャンペーン成功の鍵となりました。クレジットカード会社との連携は、ターゲット層へのアプローチを効率化し、旅行会社との連携は、訪日旅行の予約促進に繋がったでしょう。メディアとの連携は、キャンペーンの認知度向上に大きく貢献しました。
このように、多様な企業との連携は、キャンペーンの認知度向上、ターゲット層へのリーチ拡大、そして最終的な訪日観光客増加に繋がったと言えます。
まとめ
ワタミインターナショナルによる「美味しい日本食を食べて、日本に行こう」キャンペーンは、日本食の魅力と企業の協調性によって、大きな成功を収めた好事例です。今後もこのような取り組みが、日本の観光振興に貢献していくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
ワタミ株式会社
- 住所
- 東京都大田区羽田1-1-34,410百万円
- 電話番号
-
03-5737-2288