リファービッシュスマホへの意識調査
Back Market Japan株式会社が、全国の20〜60代の男女1,000人を対象に実施した『スマホ買取・リファービッシュスマートフォン』に関する意識調査の結果をお届けします。リファービッシュとは、中古電子機器を専門家が整備・清掃し、全機能が正常に動作することを保証した製品のことです。
調査の概要
調査の結果、興味深い事実が浮かび上がりました。なんと、調査対象者の59.8%が家に眠らせているスマートフォンを所有していることがわかったのです。この頑固なスマホたちがなぜ使われないのか、その理由を掘り下げてみましょう。
スマホが眠っている理由
「データ消去や個人情報流出への懸念」が31.3%、「お店に行くのが面倒」とする声も21.4%、さらには「売却のタイミングがわからない」と答える人が19.1%いました。このように、家に置き去りにされているスマートフォンの多くは、買い取りへ出さないための心理的バリアがあるようです。
買取意向は高い
一方で、調査では7割以上の人がスマートフォンを買い取りに出しても良いと考えていることが判明しました。そして、半数以上が「スマートフォンの価値が4万円未満」の場合でも買取を検討することが明らかになりました。これは、多くの人が使用しなくなったスマホの存在を認識していることを示しています。
スマホ買い替えのタイミング
さらに、スマートフォンの買い替えに関しての調査結果も興味深いものでした。69%の人が「バッテリーの持ちが悪くなったとき」を買い替えのタイミングと考えていることがわかりました。買い替え時の重視ポイントでは、61.1%が「価格」、52.8%が「バッテリーの持ち時間」という結果が出ました。このことから、スマホ購入時にはコストに対して非常にシビアな判断がなされていることが伺えます。
リファービッシュへの認知度
しかし気になるのは、リファービッシュという言葉の認知度です。調査対象者の約3割がこの用語を知っていると回答しましたが、実際にリファービッシュスマートフォンを購入したことのある人はわずか7.7%にとどまりました。
購入への障壁と期待
主な購入の障壁として、「バッテリーの持ちが良くなさそう」という意見が32.4%を占めています。しかし、リファービッシュ製品を知っている人の約49.8%が「新品よりも価格が安い」というイメージを持っており、今後リファービッシュスマートフォンの購入を検討したいと考える人が約4割以上に上る結果となりました。
Back Marketの取り組み
Back Marketでは、来年から新品バッテリーを搭載したリファービッシュスマートフォンを提供する予定です。これにより、より多くのお客様が安心してリファービッシュ製品を選ぶことができるようになるでしょう。
結論
この調査を通じて、私たちはリファービッシュスマートフォンに対する意識の変化を感じました。バッテリーの持ちに対する不安が解消されれば、より多くの人がリファービッシュ製品の購入に興味を持つことでしょう。今後の展開が楽しみです。