CEATEC 2025でのNextアントレの成果
2025年に開催されたCEATECにおいて、学生起業家によるピッチイベント「Nextアントレ」が行われました。この取り組みは、未来のリーダーたちを発掘し育てることを目指しており、特に、起業への道を志す若者が自らのアイデアを広める貴重な場とされています。イベントでは、選考をくぐり抜けた9名の学生が、自身のビジョンを語る機会を得ました。
多様な視点からの発表
イベント当日は、企業の関係者や教育機関、自治体の代表、スタートアップ支援者など、多様なバックグラウンドを持つ参加者たちが集まる中で行われました。各学生は、自身の体験から引き出した問題意識を基に、テクノロジー、地域の創生、サステナビリティ、教育、福祉といった様々なテーマでプレゼンテーションを行いました。この際、彼らの発表は単なるアイデアの提案に留まらず、「なぜ自分がこの問題に取り組むのか」という明確な当事者意識が重視されました。
審査の仕組みと評価基準
ピッチイベントには、スタートアップの育成、事業の共創を行っている企業・投資家・メディアなど、計15社が審査員として参加しました。各社は、自身の専門性や興味を踏まえた評価を行い、最終的には各学生に対して賞を授与しました。このプロセスは、学生と企業との接点を創出するだけでなく、これを通じたさらなる支援の可能性を拓くものでした。
継続的な支援の展望
Nextアントレでは「学生の挑戦を一過性のコンテストで終わらせない」という価値観のもと、登壇学生に対してイベント前後にメンタリングを提供し、その後の起業構想の深化へと繋げる支援体制を整えています。これにより、ただのピッチコンテストではなく、持続可能な成長を促すプラットフォームへと進化させる狙いがあります。
今後、この取り組みを拡大し、2026年以降もさらに多くの学生が参加しやすい環境を整える予定です。また、参加企業やパートナーの連携も強化し、より多様なサポートが可能になるよう努めていく考えです。
株式会社ゼロワンブースターキャピタルについて
このイベントを主催する株式会社ゼロワンブースターキャピタルは、東京都千代田区に本社を構え、京都にも拠点を有しています。代表の鈴木規文氏のもと、次世代の起業家を育成するさまざまな活動に取り組んでいます。その目標は、学生たちが挑戦し、成功を収める未来を創ることです。公式ウェブサイトもぜひご覧ください。
ゼロワンブースターキャピタルのサイト