電子契約でDX加速
2025-11-18 10:24:46

オーエムネットワーク、電子契約で業務DXを加速する新たな一歩

オーエムネットワーク株式会社、電子契約システム『クラウドサイン』導入



業務システムを専門に手掛けるオーエムネットワーク株式会社(新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:山岸 真也)は、契約業務のデジタル化と効率化を図るため、電子契約サービス「クラウドサイン」を導入しました。2025年10月に本格運用を開始するこの取り組みは、既存の社内サービスである「R-Shift」や「R-Kintai」を含む契約業務の改善につながっています。

導入理由と背景



契約書の処理には従来、印刷、捺印、郵送などの手続きが必要で、契約が成立するまでには数日から数週間の時間がかかっていました。また、複数の部署が関与する場合、承認の遅延は業務のスピードを大きく損なう要因でした。さらに、紙の契約書には印紙税が伴い、保管や検索にも手間がかかるという課題も抱えていました。

この問題については、社内で「電子契約を導入したい」という声が上がり始めてから1年が経ちました。しかし、具体的な進行には「どこの部署がリーダーシップを取るか」という不明瞭な状態が続いていました。それでも、顧客からの要望の高まりや社外環境の変化を受け、「お客様をお待たせするわけにはいかない」との決意が芽生えました。

自主的な変革への決意



社内には「ただ状況に流されるのではなく、自らの意志で進めよう」という危機意識が広がり、関連部署が協力して検討を進めることになりました。その結果、単なるシステムの導入ではなく、自ら積極的にDX化を進めるプロジェクトとして取り組むことが決定されました。この姿勢が、スピード感のある営業活動やお客様への素早い対応を可能にしたのです。

目指した3つの改革



クラウドサインの導入により、次の3つの重要な改革を実現しました。

1. 契約締結にかかるスピードの向上:メールやブラウザで契約が完結することで、これまで数日かかっていた契約が最短数分で済むようになりました。

2. 事務的負担の削減:郵送や管理が不要になり、その時間を他の付加価値を生む業務に回すことができるようになりました。

3. 契約書の安全な一元管理:クラウド上での検索や閲覧が可能になり、紛失や管理ミスのリスクが軽減されました。

導入効果と実績



2025年10月からの本格運用以来、「R-Shift」「R-Kintai」関連の業務が中心となり、導入からわずか数週間で以下のような効果を確認しました。

  • - 契約締結スピード平均3倍以上:従来は3~5営業日かかっていた契約が、即日締結も可能に。
  • - コスト削減:郵送代や印紙代が不要となり、年間数十万円単位のコストカットを達成。
  • - 契約書確認の迅速化:検索すれば即座に契約書を確認でき、業務効率が大幅に向上しました。

展望と今後の計画



今後は、クラウドサインの利用範囲を広げ、セールス部以外の部署や関連サービスにも契約業務のオンライン化を推進します。また、社内フローの自動化や承認プロセスの効率化を進めることで、さらなるDX化を目指していきます。オーエムネットワークとしての使命は、「システムの力で人の時間を取り戻す」ことです。お客様との信頼関係を深めつつ、ビジネスのスピードとクオリティを共に向上させ続ける決意を示しています。


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会社情報

会社名
オーエムネットワーク株式会社
住所
新潟県新潟市中央区東大通2-1-18だいし海上ビル6F
電話番号
025-250-5733

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