テスホールディングス、インドネシアにEFBペレット工場を建設中！ 2026年の操業開始へ向けて

テスホールディングスの新たな試み

テスホールディングス株式会社は、インドネシアの北スマトラ州にバイオマス燃料であるEFBペレットの製造工場を建設しています。この工場は、農作物の残渣を利用し、資源循環型のビジネスモデルを確立することを目的としています。2026年の操業開始を目指して、すでに順調に建設が進められています。

工場建設の進捗状況

本工場の建設は2025年2月に地鎮祭を行った後、着工となりました。現在、敷地造成及びフェンス工事が完了しており、全体の進捗は順調です。敷地面積は約11,000㎡あり、年間の生産量は約1万トンを予定しています。

TX2030とサステナビリティへの貢献

テスホールディングスの経営計画「TX2030」で掲げられている「資源循環型バイオマス燃料事業」は、EFBやPKS（ピーチカーネルシェル）などの農業残渣を活用することで、持続可能な社会への貢献を目指しています。これにより、カーボンニュートラルの実現という世界的な目標にも寄与することが期待されています。

EFBペレットとは

EFBペレットは、アブラヤシからパーム油を搾取した際に残る椰子空果房から作られるバイオマス燃料です。これを利用することで、再生可能エネルギーを効率的に生産することが可能となります。テスホールディングスでは、さらに量産化に向けた研究開発を進めており、中期的には年間10万トンの製造能力を目指しているとのことです。