珠洲市支援プロジェクト
2024-10-02 13:04:06

温かいごはんと本を届ける珠洲市の支援プロジェクト始動!

珠洲市に温かい支援を届けるプロジェクト



2024年9月21日、石川県珠洲市は豪雨の影響で甚大な被害を受けました。河川の氾濫による浸水や流木の影響で、仮設住宅に住む人々の生活が一変しています。この様な緊急事態に、エファジャパンは珠洲市の人々に温かいごはんと本を届ける「レスキューキッチンカー&ブックカフェ」プロジェクトを立ち上げました。

エファジャパンは2004年に設立以来、カンボジアやラオスなどで福祉支援活動を行ってきました。地元の子どもたちの教育支援に力を入れ、図書館の整備や運営を手掛けています。しかし、能登半島での活動は新たな挑戦です。10月から開始予定だった「能登の置き本」プロジェクトも、豪雨の影響で実施が困難になっています。

特に、大雨の影響で床上浸水した仮設住宅があり、現地の住民からは、「またか・・・」という声や、未来への希望を感じられないといった辛い気持ちが伝わってきます。これを受け、エファジャパンは「心が折れそうな人々には、温かいごはんが必要だ」との思いで、炊き出し活動を決意しました。

プロジェクトの内容と目的


このプロジェクトでは、仮設住宅や避難所を訪問するレスキューキッチンカーの隣に、移動式の本棚を据えたブックカフェスペースを作成します。ご飯を提供する際に、本を選んで読める場を提供するというのがコンセプトです。ここでの体験が住民の方々の心の支えになることを期待しています。

エファジャパンは自身では炊き出しの経験がありませんでしたが、20回以上の炊き出しを行ってきた一般社団法人日本食育HEDカレッジと連携し、15回の炊き出しを計画しています。クラウドファンディングも開始され、目標金額670,000円を集めることに挑戦しています。資金が集まれば、さらに多くの方に支援を届けることが可能になります。

本の力


本は心の支えとなる力を持っています。エファジャパンは、東日本大震災の際にも、仮設住宅で移動図書館を運営し、住民から多くの感謝の声を受けてきました。本を手に取ることで、住民の方々は一時的に現実から離れ、心を癒す時間を持てるのです。仮設住宅で生活する人々が、それぞれの希望や夢を考え、再起へのきっかけをつかむためにも、本の役割は大きいと考えられます。

現地への移動と地域の支援


プロジェクトでは使用する図書について、地元の書店である「いろは書店」で購入し、地域経済の活性化も考慮します。いろは書店は現在、仮設店舗として営業しており、地元住民からの温かい支持を受けています。

さらには、運行の回数は集まった寄付の額によって決定されるため、皆さんの支援がプロジェクトの実施数を大きく左右します。これから冬に向かう能登半島の皆さんに、温かい食事と本を届けることを通じて、心のサポートを行いたいと考えています。

まとめ


「能登はやさしや、土までも」。この言葉が示す通り、能登には多くの温かい人々がいます。エファジャパンも、その思いを胸に、今後も支援活動を続けていきます。温かいごはんと本を届けるという志にご賛同いただける方の参加をお待ちしています。プロジェクトへの寄付は、税制優遇の対象にもなりますので、ぜひご協力をお願いいたします。


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会社情報

会社名
認定NPO法人エファジャパン
住所
東京都千代田区九段南3-2-2九段宝生ビル3F
電話番号
03-3263-0337

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