どろんこ会グループが推進する新たなインクルーシブ保育の形
どろんこ会グループが2025年春に東京都、千葉県、茨城県で新たに9つの保育施設を開設することを発表しました。この新たな施設群では、インクルーシブ保育を「完全併設」で実践し、障害の有無にかかわらない教育環境を提供します。今回は、その具体的な内容と、どろんこ会が目指す保育の未来についてご紹介します。
完全併設のインクルーシブ保育
どろんこ会グループは、ただ施設を隣接させるだけの「形だけの併設」ではなく、保育園と児童発達支援事業所が一体となった環境を提供しています。これにより、異年齢の子どもたちが共に生活し、相互に交流することで社会性や感情のコントロールを学ぶ場となります。具体的には、発達支援の部屋と保育園が壁で仕切られることなく、園庭も双方でシェアする仕組みを持っています。
このモデルでは、すべてのスタッフが障害のある子どもやない子ども双方を支援し、個々のニーズに応じた保育が行われるため、保護者や地域の方々からも高い評価を得ています。
新施設の特徴
2025年春にオープン予定の新施設の一部を見てみましょう。東京都目黒区に開設される(仮称)上目黒どろんこ保育園では、人気の中目黒駅から徒歩6分の好立地に位置し、広々とした園庭が魅力です。また、千葉県袖ケ浦市の(仮称)百目木どろんこ保育園では、近くの百目木公園を利用し、豊かな自然環境の中でのびのびと遊ぶことができます。
これらの施設はすべて、インクルーシブモデルを採用し、定員は70名(0~5歳児)から120名(0~5歳児)まで多様に設定されています。
保護者の声
実際にどろんこ会の併設保育施設を利用している保護者の方々からは、様々な体験が語られています。「以前の園では、子どもがお友達と一緒に活動できず辛い思いをしましたが、どろんこ会の保育園では他の子と溶け込んで過ごせることができ本当に嬉しいです」との声が寄せられています。また、「子どもの良いところを見て評価してくれるので、安心して預けられます」といった意見も多く、多くの家庭でどろんこ会の保育の価値が実感されています。
まとめ
どろんこ会グループは、この「完全併設」のインクルーシブ保育を通じて、すべての子どもたちが共に遊び、学び、成長できるよう努めています。障害を持つ子どもたちにとっても価値ある経験となるこの保育モデルは、今後もますます注目を集めることでしょう。インクルーシブ保育の先駆者としてのどろんこ会グループの取り組みは、全国の子育て支援のスタンダードになるかもしれません。