広島発のVRアナログゲーム「VRガンナガン」とその展開
一般社団法人REARVは、広島市を拠点にアナログゲームのVR化を進める団体です。その代表作である「VRガンナガン」が、2024年10月10日より新たに「REARV MUSEUM[銃士達の軌跡]」を公開することが決まりました。このプロジェクトは、クラウドファンディングにおいて1,000万円の支援を集めた成果です。
「VRガンナガン」は、株式会社Keepdryが原作の二人対戦型カードゲーム「ガンナガン」をVR化した作品で、その魅力をVRChatというプラットフォームで提供しています。プレイヤー同士が戦う際には、山札を2つの銃に見立てて、高速戦闘を楽しむことができます。この作品は発売当初からの人気を誇り、続編「ガンナガン W SHOUT」は2022年に年間売り上げの第一位を記録しました。
VRガンナガンの特長
「VRガンナガン」は、REARVが開発した独自のアセット「High-end Analog Game Experience.(H.A.G.E)」を活用して構築されています。このシステムにより、プレイヤーは現実世界以上の美しいグラフィックと変わらない操作感を味わうことができ、最適化された自動化システムによる高性能なアナログゲーム体験が提供されています。
このワールドは、多くの支持を集めており、これまでに約10万人がアクセスし、1万人以上のお気に入り登録を受けるなど、人気を誇っています。
REARV MUSEUM[銃士達の軌跡]について
2024年10月10日からのREARV MUSEUMでは、「ガンナガン」のキャラクターの設定資料や3Dモデルが展示されます。この美術館は、現実の展示イベント「銃士達の軌跡」を元にVR空間に構築されています。2Dの枠を超えた視覚体験を提供するこのプロジェクトは、VRChatユーザーなら誰でも無料で観覧可能です。
また、BOOTHショップでは、ゲーム内のアバター用衣装や3Dモデルも購入することができ、ファンにとっては喜ばしい要素となっています。アバター衣装は特に好評で、多くの支持を集めています。
一般社団法人REARVの理念と展望
一般社団法人REARVは、「REALとVRをA:アナログゲームでつなぐ!」という理念のもと、さまざまなアナログゲームのVR化に取り組んでいます。同団体は、原作の許認可と監修を受けて、VRワールドの制作やアバター衣装の開発を推進しています。今後も新たなプロジェクトの発表が期待されており、VRアナログゲームの可能性を広げていくことでしょう。
この新しい展開により、広島から生まれた「VRガンナガン」が、さらなる発展を遂げることを期待しています。VRの世界での可能性はまだまだ広がりそうです。