バルテスの T-DASH 活用事例の概要
バルテス株式会社は、リンクウィズ株式会社におけるテスト自動化ツール「T-DASH」の活用を通じた成功事例を公開しました。リンクウィズは産業用ロボット向けのソフトウェアソリューションを手がけており、品質管理やデジタルトランスフォーメーションを推進しています。その中でも、テスト工数や品質保障が課題となっていたため、T-DASHが導入されたのです。
T-DASH導入の背景
リンクウィズは、ロボット検査システムや制御ソフトウェアを開発・提供し、特に「LINKWIZ FACTORY CLOUD」というクラウドベースのアプリケーションによって、製造現場の品質を向上させています。当初、専任のテストエンジニアがいなかったため、手作業での画面確認やExcelによる管理が主な方法でしたが、この方法によりテスト工数が膨大になり、品質確保にも課題があったのです。
そのため、限られた人員でも効率的にリグレッションテストを行う体制を構築することが求められました。T-DASHの導入により、自動化が可能となり、フロントエンドの動作確認にも注力できるようになりました。
T-DASHの具体的な活用法
リンクウィズのソリューション開発チーム、塚本雅海氏のコメントによると、T-DASHは主に画像比較機能を通じてWeb画面のリグレッションテストに活用されています。ユーザーインターフェースの各種メニューや結果画面まで、128件のテストケースを1人で管理できるため、業務の効率が大きく向上しました。テストを一度構築すればT-DASHが自動で実行し、結果を迅速に確認できるため、業務の流れがスムーズになります。
テスト工数の劇的な削減
導入前には2名体制で約1人月かかっていたテスト工数が、T-DASHの導入後には0.25人月以下にまで削減。夜間にテストを実施しておけば、翌朝には結果を確認でき、エビデンスとして利用することも可能になりました。これにより、リリース判断も迅速に行えるようになりました。
限られた人員での品質とスピードの両立
塚本氏は、現在自身一人でテスト業務を担当していますが、T-DASHの導入により自分のペースでテストを進められるようになったと語っています。肉眼では発見しにくい表示のずれも自動で検出できるため、厳密な品質チェックが実現されています。
既存のテストケースの流用
また、最初はテストケース作成に時間がかかったものの、現在では前回の知見を生かしながら新しいテストを実施できている点も評価されています。こうしたフレキシブルな運用により、組織全体のテストプロセスが安定化しました。
まとめ
バルテスが提供するT-DASHは、リンクウィズにおける業務の効率化と品質向上に大きく寄与しています。今後もこのような自動化ツールの普及が進むことで、ソフトウェアテストの効率性と品質がさらに向上することが期待されます。
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