神戸フィルムオフィス設立25周年記念特別上映会
神戸フィルムオフィスが誇る25周年を祝う特別上映会が、12月に2日間にわたり開催されます。このイベントは、地域と映画との関係を再評価し、神戸の魅力を多くの人々に伝えるための取り組みです。
これまでの上映作品とその魅力
今年、神戸フィルムオフィスは設立25周年を迎え、これに合わせて今まで支援してきた約300本の映画の中から5作品を厳選し特別上映を実施します。上映作品の選定は、フィルムオフィスのサポーターである約1万5000人の投票によるもので、地域の皆様の支えのもと、選ばれた作品です。
第一弾では、監督やプロデューサーが集まり、撮影の裏話や神戸の魅力について語りました。第二弾では美術デザイナーやローカルなプロデューサーが来場し、特に撮影において地域の協力が怎样に影響を与えたのかを語るトークショーが予定されています。
上映作品の詳細
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監督:黒沢清
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出演:高橋一生、蒼井優
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会場:シネリーブル神戸
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ゲスト:安宅紀史氏(美術デザイナー)、森本アリ氏(旧グッゲンハイム邸管理人)
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トークテーマ:美術デザインの背後にある物語
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監督:井筒和幸
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出演:妻夫木聡、浅野忠信
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会場:キノシネマ神戸国際
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ゲスト:湊谷恭史氏(プロデューサー)、中井秀典氏(元神港ビルヂング管理部長)
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トークテーマ:劇中のロケ地の極意
これらの作品は、神戸が誇る文化と歴史を背景に、観客に新たな視点を提供します。特に『スパイの妻』は、戦中の神戸を舞台にしており、深いテーマを持っています。
地域参加の重要性
特別上映会を通じて、地域に住む人々の意見や感想がどのように映画製作に影響を与えたか、またその逆で地域がどのように映画から恩恵を受けたのかを考えさせられます。地域の方々の協力があっての制作であり、相互の理解と絆がどれほど重要であるかを再確認できる場でもあります。
この機会に、神戸という撮影地の魅力をより深く知り、地域と映画の関わりを実感する場として、ぜひ多くの皆様に足を運んでいただきたいです。
まとめ
神戸フィルムオフィス設立25周年記念の特別上映会は、地域への感謝の意を込めて企画されました。「映画のまち神戸」という他にはない特性を理解する良いチャンスです。チケットは各劇場のWebサイトから購入可能ですので、興味のある方はお早めに!
詳細情報は
こちらを参照ください。