大学生キャリア意向調査の概要
株式会社マイナビが2028年卒業予定の大学生及び大学院生を対象に行った「キャリア意向調査」の結果が、2023年6月に発表されました。本調査は、学生のキャリア形成活動の参加状況や意向を把握するために実施され、様々なデータが集められました。
調査の主な結果
キャリア形成活動への参加状況
調査によると、2023年6月にキャリア形成活動に参加した学生の割合は42.0%で、前年同月比での増加が見られました。特に、実務体験を含む5日間以上のインターンシップへの参加者が12.0%と前年から7.0ポイントも増加したことが報告されています。
一方で、オープン・カンパニーやキャリア教育プログラムへの参加は減少しており、27.8%と前年比で15.1ポイントの大幅な減少が見受けられました。このことから、学生が実務経験を重視している傾向が強まっていることが分かります。
インターンシップへの参加意欲
調査では、インターンシップ等のキャリア形成活動への参加にあたり、書類選考や面接などの選考を希望する学生が81.3%に達していることも注目されます。実際に参加が決まっているプログラムがある学生は19.9%、現在選考中の学生は35.7%でした。理系の学生の方が選考中のプログラムを持つ割合が高く、45.6%と文系の29.5%を15.1ポイント上回る結果となっています。
興味を持つ業種
さらに、2028年卒業予定の学生が最も興味を持っている業種は、全体で25.5%の「食品・農林・水産」であり、この業種への関心が最も高いことが明らかになりました。次いで「ソフトウェア・情報処理・ネット関連」が17.8%、そして「官公庁・公社・団体」が17.7%という結果も寄せられています。
文系、理系別に見ると、文系でも「食品・農林・水産」が最高の関心を集めており、理系でも同様の傾向が見られました。これには、日常生活に密接な関連性があり、事業内容がイメージしやすいからだと考えられます。
今後の展望
2023年の夏休みが近づく中、学生のキャリア形成活動はさらに活性化する見込みです。調査を実施したマイナビキャリアリサーチラボの服部幸佑氏は、「学生がインターンシップを通じて、仕事や働く環境を理解し、自らのキャリアの方向性を明確にするための機会として活用してほしい」と語っています。
近年、低年次からキャリア教育に参加する学生が増加しており、調査結果は学生が進路を検討する上で非常に参考になることでしょう。今後も、実務体験を通じてさらなる学びが期待されます。
調査の詳細
調査は2023年6月20日から6月30日の期間に実施され、全国の大学生・大学院生から有効回答を得ました。合計1478名の回答が集まり、その中には文系男 197名、文系女子 602名、理系男 357名、理系女子 322名が含まれています。調査方法は、マイナビ2028会員に対するウェブアンケートを通じたものです。調査結果の詳細は
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