A5ランク近江牛と滋賀県産メンマの新発売
滋賀県守山市の「お肉のおかだ」と大津市の「柏木竹林農園」が手を組んで、新たな美味しい一品を作り上げました。それが、A5ランク近江牛と国産のメンマを使った「湖風近江の牛しぐれ」です。この商品は、地域の素材を活かすことで、滋賀県の食文化をさらに豊かにし、地域課題にも取り組むものです。
近江牛の魅力
A5ランクの近江牛は、高い品質と豊かな味わいが特徴です。2009年に創業した「お肉のおかだ」は、この近江牛にこだわりを持ち、職人としての技術や経験を活かして、その魅力を最大限に引き出しています。仕入れ時には、形や質など厳しい基準を設けており、地元の人々にも本物の味を届けることを目指しています。
メンマの特異性
流通しているメンマの多くは外国産ですが、今回使用されるのは滋賀県産の国産メンマです。柏木竹林農園が手がけるこのメンマは、貴重な国産の竹から作られています。地元の素材を使用することにより、地産地消の理念を実現。塩漬けされた竹を丁寧に塩抜きし、しぐれ煮に加えることで、コリコリとした食感と近江牛の旨味が絶妙に組み合わさるのです。
食の取り組みで地域課題を解決
この商品が特に注目されるのは、ただ美味しいだけでなく、地域課題に着目した取り組みがなされていることです。柏木竹林農園では、竹害に対する解決策を模索しています。竹の生育が進みすぎると、他の植物に悪影響を及ぼすため、持続可能な手法で竹を活用し、地域の環境問題に取り組む姿勢は高く評価されています。
お肉のおかだの西川さんは「A5近江牛の端肉や本来捨てられがちな部位を無駄にせず、また地域の竹を活かすことで、ここ滋賀の文化を守っていきたい」と熱い思いを語ります。美味しさを追求しながらも、地域のためになることが、今回のしぐれ煮開発の根幹となっています。
商品の販売と問い合わせ先
「湖風近江の牛しぐれ」は、守山市のお肉のおかだの店舗とオンラインショップで購入可能です。詳細は以下のリンクからご確認ください。
この新しい試みが、多くの方に愛されることを願っています。地域の風味を楽しむと同時に、地域課題にも目を向けてみてはいかがでしょうか。美味しい滋賀の味覚をお楽しみください!