フレデリック・レセリエ、最新コレクションの魅力
フランスの洗練されたデザインとハイエンドのクラフツマンシップを体現するフレデリック・レセリエが、この春「ヴェルサイユ・ガーデンズ」という新たなコレクションで日本市場に公式デビューします。彼が目指すのは、フランスの美意識とイタリアの職人技を融合させた新しいスタイル。
レセリエの背景と受け継がれた伝統
「レセリエ」という家名は、フランス語で「馬具職人」を意味し、代々続く職人精神を象徴しています。レセリエ自身、子ども時代から異なる素材を使った創作活動にアプローチし、アートへの強い情熱を持っていました。「創造することが好きだった」と振り返る彼は、家族の伝統を自然と引き継いでいったのです。
厳格な修行と経験
レセリエは、パリ近郊にて芸術的な家庭の中で育ち、名門校でファッションとレザーの技術を磨いた後、シャネルとロンシャンにて約5年間のキャリアを積みました。そこで、名高いラグジュアリーブランドの品質基準と製造技術を身につけ、その後のクリエイションに大いに役立てられています。
ニースにアトリエ設立
2017年には、南仏ニースにアトリエを設立。イギリス王室のヴィクトリア女王が住んでいた歴史的な建物で、手作業によるバッグやシューズの製作を行っています。オーダーメイドや教育プロジェクト、さらにはエルメスとのコラボレーションも展開し、職人技の伝承にも尽力しています。
新作「ヴェルサイユ・ガーデンズ」
新コレクション「ヴェルサイユ・ガーデンズ」は、フランスのヴェルサイユ宮殿にインスパイアを受けた作品です。バロック様式の美しさや17〜18世紀の文化を反映しつつ、現代の女性のライフスタイルに寄り添うデザインが特徴です。レセリエは「創造とは新しい宇宙を生み出すこと。私の作品には、自らの物語や感情、ビジョンが込められています」と語っています。
フィレンツェでの撮影
新コレクションが発表されるにあたり、Vetrina Miaによる「A Sojourn in Florence」というキャンペーンも展開されます。このプロモーションでは、ボーモント・バッグがフィレンツェで撮影され、その地元工房で作られたことを強調しています。技術と情熱が込められた商品の魅力をまた一つ引き立てています。
限定販売と展望
フレデリック・レセリエのコレクションは、オンラインプラットフォームVetrina Miaにて独占販売されます。このサイトは、フランスやイタリアのハイクオリティなニッチブランドを扱い、特異性と職人技に溢れたラグジュアリーアイテムを展開。今後も200以上のユニークなブランドのアイテムを取り扱う予定です。特別なシーズンに厳選されたアイテムが公式サイトで発表されるので、要注目です。
例えば、ボーモント・バッグは7万5,000円(税込)で同サイトで販売されます。興味がある方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
詳細な情報は、
Vetrina Mia公式ウェブサイトや、
Instagramにてご覧いただけます。