科学的な意思決定をサポートするhootfolioの新たな一歩
株式会社hootfolioは、因果分析ソリューション「causal analysis®」の提供を通じて、データに基づく科学的な意思決定を促進する企業です。このたび、シリーズAラウンドでの資金調達を成功させたことが発表され、ビジネスにおける意思決定の精度向上が期待されています。
資金調達の意義
今回の資金調達は、クオンタムリープベンチャーズ株式会社とユナイテッド株式会社を引受先として実施されました。集まった資金は、プロダクトの強化を含む事業拡大に活用されます。この取り組みから、hootfolioは「因果分析」を誰でも簡単に行えるようにし、多様な業界で科学的な意思決定をサポートすることを目指しています。
因果分析とは?
因果分析(Causal AI)は、データから因果関係を明らかにする技術であり、ユーザーが適切なアクションを導き出す手助けをします。従来のAI技術では、結果が出た理由を説明することが難しく、専門知識を持ったデータサイエンティストが必要でしたが、Causal AIはその課題を克服しつつあります。この技術の進化は、近年の生成AIの急成長と相まって、ビジネスやマーケティング戦略を大きく変えていくでしょう。
hootfolioの取り組み
hootfolioが提供する「causal analysis®」は、日本電気株式会社(NEC)の研究技術を基にして開発されました。このソリューションは、因果分析を以前の1/5~1/10の時間で行えるため、業務の効率化とコスト削減を実現します。さらに特別な知識が無くても直感的に因果関係を理解し、施策を提案できるため、より多くの企業での導入が見込まれています。
引受先のコメント
出資を行ったクオンタムリープベンチャーズ株式会社の代表パートナー、諏訪博俊氏は、「NECの卓越した技術を活用し、hootfolioが意思決定のスピードと精度を向上させることに期待しています」と述べ、ユナイテッド株式会社の石川圭太郎氏も、「誰もが短時間で質の高い因果分析を行える世界を目指すhootfolioのビジョンに共感しました」とコメントしています。
今後の展望
代表取締役の笠原健太氏は、「今回の資金を活用し、Causal AIの活用範囲を広げ、より多くの方々にサポートを届けたい」と意気込みを語っています。こうした技術の進化は、製造業界や政策立案など、多岐にわたる分野において課題解決を支援し、科学的な意思決定を普及させる重要な役割を果たすことでしょう。
ワークショップのお知らせ
hootfolioでは、「causal analysis®」を実際に体験できる無料ワークショップを開催します。詳細は公式サイトにてご確認ください。興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
無料体験ワークショップの詳細はこちら
会社概要
- - 会社名: 株式会社hootfolio
- - 所在地: 東京都港区芝5-32-12
- - 設立: 2024年8月
- - 代表者: 笠原 健太
- - 事業内容: 因果分析ソリューション「causal analysis」の提供
- - 公式サイト: hootfolio.com