桑田卓郎の陶芸展
2019-07-04 10:01:08

清水寺で開催される陶芸アーティスト桑田卓郎の新しい試み

桑田卓郎展「日々(にちにち)」が清水寺で開催



京都の清水寺にて、陶芸アーティスト桑田卓郎氏の作品展が行われています。展覧会のタイトルは「日々(にちにち)」で、その名の通り、彼の作品には日常の中にある祈りや思いが込められています。桑田氏は、陶芸の伝統を継承するだけでなく、現代の情景や自身の内面に深く対話しながら、常に新しい表現を追求しています。

桑田氏は、鮮やかでメタリックな色使いや独特の技術によって名を馳せており、彼の作品は国内外で高く評価されています。たとえば、彼による「梅花皮(かいらぎ)」や「石爆(いしはぜ)」と呼ばれる技法は、見る者を惹きつける独特の視覚体験を提供します。作品を通じて感じられるのは、ただの物質ではなく、その背後に流れる時間や感情、祈りの形です。

桑田氏は「制作とは、出会いや別れ、無心なる瞬間など、さまざまな感覚が形として現れる行為」と述べています。この言葉は、「FEEL KIYOMIZUDERA」プロジェクトの理念にも共鳴し、現代の私たちが何を表現し、どのように生きるかを問いかけています。「祈り」という概念は、単なる祈る行為にとどまらず、表現や仕事、遊びにまで及びます。

桑田氏はまた、「グローバルに情報が飛び交う時代だからこそ、実際に手触りを感じ、物事を肌で感じることが重要だ」と語ります。清水寺、という歴史的な舞台で新たな発見や可能性に出会うことができるこの機会は、まさに貴重です。

展覧会は2019年8月3日から8月25日までの期間中、音羽山清水寺の経堂と成就院の二つの会場で開催されており、開場時間は午前10時から午後5時まで。入場は無料ですが、成就院は特別拝観料が必要です。普段は公開されていない成就院で、普段とは異なる空間で桑田氏の作品を楽しむことができる貴重な機会です。特別拝観料は大人600円、小中学生は300円です。

桑田卓郎のプロフィール


桑田卓郎氏は1981年に広島で生まれ、2001年に京都嵯峨芸術大学を卒業しました。陶芸家の財満進氏に師事後、2007年に陶磁器意匠研究所を修了し、現在は岐阜県土岐市で活動しています。彼の作品は、ニューヨークやロンドンなど世界中での展覧会で展示されており、現代陶芸の先鋭的な表現として多くの人々に感動を与えています。

{{作品の写真一覧}}

この機会に、ぜひ桑田卓郎氏の作品を通じて新しい「祈り」の形を感じてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
音羽山 清水寺
住所
京都府京都市東山区清水一丁目294
電話番号
075-551-1234

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