日立ソリューションズ東日本が新たなプロジェクト管理ツールを発表
2023年12月15日、株式会社日立ソリューションズ東日本が、Salesforce AppExchange上で新しいアプリケーション「SynViz S2 for Salesforce」をリリースしました。このツールは、顧客の受注前における複数部門でのスケジュール調整を容易にし、見積精度を高めることを目的としています。
SynViz S2 for Salesforceとは?
この新たなアプリケーションは、日立の既存の工程管理ツール「SynViz S2」を、商談情報を一元管理するSalesforceと統合したものです。これにより、プロジェクトの開始前から見積もりや納期の回答までの時間を短縮し、各部門の連携を強化します。
解決する課題
新しいシステムは、以下のような課題を解決することを目指しています。
1.
複数部門による見積・納期回答の遅延
2.
仕様変更が発生した際の再調整や再見積の必要性
3.
複数案件を考慮しながらのスケジュール管理の難しさ
これらの問題に対して、SynViz S2 for Salesforceは、SlackやTeamsのように部門間のコミュニケーションを促進するための機能や、他プロジェクトの進捗状況を確認できる機能を搭載しています。
特徴と利点
- - リアルタイムのコミュニケーション: Salesforceで管理されている案件情報とSynViz S2を連携させることで、見積作成に必要な情報をリアルタイムで共有しながら効率よくスケジュールを調整できます。
- - マイルストーンの自動連携: Salesforceに入力されたマイルストーン日付がSynViz S2に自動で反映されるため、認識のズレや伝達ミスを防止します。
- - 負荷状況の確認: プロジェクトメンバーの負荷状況を把握しながら、適切なメンバーをアサインすることが可能です。
将来の展望
日立ソリューションズ東日本は、今後、AI機能を搭載したさらなる機能追加を計画しています。これにより、スケジュールを自動作成したり、リスクを抽出する機能を提供し、プロジェクト管理のさらなる充実を図る予定です。また、他サービスとの連携強化も視野に入れています。
SynViz S2の機能概要
「SynViz S2」は、プロジェクト情報を可視化し、進捗管理や負荷調整を簡単に行うことができるソリューションです。これにより、プロジェクトの情報共有をスムーズに実現します。様々な業界のニーズに応える多機能性を持ち、日立ソリューションズの強みを活かしています。
詳しい情報は
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Salesforceのコメント
セールスフォース・ジャパンの浦野敦資専務執行役員は、「SynViz S2 for SalesforceのAppExchangeへの追加を歓迎します。これにより、顧客のビジネストランスフォーメーションが加速します」とのコメントを寄せています。
日立ソリューションズ東日本について
日立ソリューションズ東日本は、お客様本位のサービスを心がけ、北海道・東北を中心に国内外で事業を展開しています。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。