秋の魅力を凝縮した「山翠楼」のおもてなし夕食膳
奥湯河原温泉の「山翠楼」では、毎年恒例となる秋のおもてなし夕食膳を9月から提供しています。この季節限定の食事は、四季折々の旬の食材を贅沢に使用し、食材の魅力を最大限に引き出した料理が特徴です。お客様が秋の訪れを肌で感じられるような、洗練された料理の数々が並びます。
食前酒から始まる贅沢なひととき
食事のスタートには、オリジナルカクテル「巴里の思ひ出~藤村の秋~」が用意されます。このカクテルには洋ナシが使われ、サッパリとした味わいが特徴です。別添えの洋ナシのピューレやカットレモンとの組み合わせで、甘さと香りを楽しむことができます。また、自家製の引き上げ湯葉前菜は、温かみのある一品でもてなしの心が伝わります。
地元の恵みを一皿に
続いての「お造り」では、相模湾と駿河湾で獲れた新鮮な地元の刺身が豪華に5種盛りで登場。それぞれの刺身は歯ごたえや旨味が引き立ったものばかり。たっぷりのネギと生姜を添えたカンパチや、特製の土佐醤油で楽しむイサキなど、食材ごとの個性が活きています。
強肴「月見の宴」ステーキ御膳
メイン料理では、月見をテーマにした強肴「月見の宴」ステーキ御膳が楽しめます。和牛サーロインステーキは、客自身が焼き加減を調整できる焼き石でいただきます。3種類のソースも用意されており、それぞれ違った味わいが楽しめます。イチジク味噌ソースやお月見オーロラソースとの相性はバツグンで、贅沢な一品としての存在感があります。
秋を感じるデザート
デザートには、湯河原にゆかりのある文豪や作家たちをモチーフにしたスイーツが4品用意されています。芥川龍之介や正岡子規にちなんだ「タルトタタン」や「柿のプリン」など、秋の訪れを感じる優しい甘さのデザートは、日本の名茶とともに楽しむことができます。特に、宇治茶との相性が素晴らしいです。
秋のワイン・日本酒ペアリング
また、秋のお献立には、旬の食材にマッチしたワインや日本酒のペアリングコースもあります。味覚のコラボレーションを存分に楽しむことができ、特別な食事体験が広がります。
まとめ
この秋、奥湯河原温泉・山翠楼に訪れることができれば、目で、舌で、秋の風情をたっぷり堪能できることでしょう。文豪たちがゆかりの地で過ごした情景を思い浮かべながら、心も満たされるひとときを楽しむことができます。ぜひ、山翠楼の秋のおもてなしを体験してみてください。