ボルクバレット北九州、スターフライヤー冠試合で盛況を収める
2025年1月27日、ボルクバレット北九州は北九州市立総合体育館にて、株式会社スターフライヤーの冠試合「メットライフ生命Fリーグ ディビジョン1 2025-26 レギュラーシーズン第22節」を開催しました。この試合には今季最多の1,128人が来場し、特別な一日を彩りました。
試合の詳細
今回の対戦相手はフウガドールすみだ。試合は14:00に始まり、ボルクバレット北九州は積極的に攻撃を仕掛けるも、相手の巧妙なプレーに押され、最終的には1-4で敗れました。前半は拮抗した形で進行していましたが、流れを持続することができず、個々のスキルの差が明暗を分ける結果となりました。
ボルクバレットは反撃を試み、32番の宮崎岳がゴールを決めたものの、試合の流れを完全には引き寄せることができませんでした。それでも、今シーズンの集大成とも言える戦いを見せたことは次回につながる大きな意味を持つでしょう。
スターフライヤー冠試合の多彩な企画
本試合では、スターフライヤーによる来場者参加型の企画が実施されました。抽選で片道航空券が当たるイベントや、スターフライヤーブースでのガチャガチャも行われ、来場者を楽しませました。特別な演出があったことで、会場全体に一体感が生まれ、過去最高の来場者数を記録する要因となりました。
さらに、北九州市立大学との連携による子ども向けイベントも開催。冬休みの宿題支援や、体を使った遊びの体験などが用意され、多くの親子が参加し大いに賑わいました。
サステナブルな試合運営
注目すべき点の一つは、Fリーグ初となるEV車からの電力供給を利用したサステナブルな試合運営です。ホンダカーズ博多との協働により、クリーンエネルギーを100%活用した音響設備の電力供給が行われました。災害時には「走れる蓄電池」としての機能も期待されるこの取り組みは、地域とスポーツの新しい関係を築く先駆的な事例として評価されています。
試合後の選手コメント
試合後、監督の加藤亜土氏は「この試合が今シーズンのレギュラーシーズンの終了を意味します。結果には満足できませんが、これからのファイナルシーズンに向けて準備をします」と説明しました。また、チームキャプテンの安嶋健至選手やゲームキャプテンの松川網汰選手も挨拶し、ファンに感謝の意を表しました。
ファンの応援があったことに感謝し、次のシーズンに向けての意気込みを語りました。特に松川選手は「来季もFリーグ1部で勝負できるよう全力で戦いたい」と気持ちを新たにしました。
終わりに
ボルクバレット北九州は、今シーズンを11位で終え、2月14日から始まるファイナルシーズンでの残留を目指します。今季の全試合が終了した中で、温かい応援を送ってくださったファンに心より感謝申し上げます。来シーズンもさらなる成長を遂げるため、全力で取り組んでいく所存です。