高知の香りを世界へ届ける新たな産業連携の試み

高知の香りを体験する「和悠香」

高知の魅力的な自然を利用したエッセンシャルオイルが、いよいよ高知龍馬空港で正式に販売されることになりました。このエッセンシャルオイルは、高知県内から集められた様々な植物素材を元にしており、その品揃えは日本国内でも最多の72種類を誇ります。高知FORESTVISION株式会社は、地域の素材を活用して、産業振興、循環、地域の活力を生み出すことを目指しています。

全国各地の香りを提供

この度の販売開始は、高知の空の玄関口とも言える高知龍馬空港において、地元産のエッセンシャルオイルがずらりと並ぶことになります。高知県では、樹木系、柑橘系、ハーブ・作物からなる豊富な香りを楽しむことができ、訪れる人々にとって新たな発見の場となるでしょう。試香も可能で、香りを確かめながらお気に入りの一品を選ぶことができます。

品揃えの魅力

和悠香のエッセンシャルオイルは以下のような種類があります。

- 樹木系（21種類） には、クロモジ、土佐ひのき、高野槙などが含まれています。
- 柑橘系（34種類） では、ゆず、土佐文旦、シークワーサーなどが特徴的です。
- ハーブ・作物（17種類） には、山椒、生姜、よもぎなどが揃っています。

このように、様々な香りが高知県の多様な自然環境から生まれ、それぞれが持つ特有の魅力で、多くの人々を惹きつけています。

香りの聖地を目指す日高村

高知FORESTVISION株式会社は、日高村を「香りの聖地」と位置付け、地域の企業と連携して香り文化の創造と発展を目指しています。彼らの理念には、2050年までにゼロカーボンシティを宣言した日高村の目指す方向性も反映されています。製品の開発には、地球環境の保護にも配慮され、カーボンニュートラルを実現した精油製造の工房が存在します。

地域貢献と産業振興

高知FORESTVISIONは、地域の人々との協力のもと、様々な市町村と連携し、エッセンシャルオイルの原材料を提供することに努めています。これにより、高知の地域経済を活性化し、香りの文化を広めることができるのです。さらに、各市町村との連携によって、地域全体が一体となり、持続可能な産業の発展を目指しています。

結論

高知龍馬空港でのエッセンシャルオイル「和悠香」の販売開始は、単なる商品提供にとどまらず、香りを通じて地域の活力を引き出す新たな試みでもあります。高知の自然がもたらす素晴らしい香りを楽しむことで、より多くの方々に「高知」を感じていただけるでしょう。ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょうか？その香りが心に残る素敵な体験をお届けします。