起業家育成プログラム「YOUNG IMPACT」2期、予選審査がスタート
全国の10〜18歳の若者たちが集まる「YOUNG IMPACT」2期が始まりました。このプログラムは、社会課題の解決に挑戦することを目的とした起業家育成プログラムです。主催はこども万博実行委員会(株式会社Meta Osaka・株式会社こどもCandy)で、全国から25名がエントリーし、現在書類や動画による予選審査が行われています。
プログラムの背景と目的
「YOUNG IMPACT」は、子どもたちが自分の夢を見つけ、実現するための場を提供するために生まれました。こども万博では、子どもたちが夢を語る「夢スピーチコンテスト」が行われており、その活動の中から中高生向けの具体的な夢の実現を目指す育成プログラムが立ち上げられました。このプログラムでは、選出された若者に対して、経営者のメンタリングや資金調達支援が行われ、1年間をかけて自分のプロジェクトを育てていきます。
第1期生は、難民支援やゲーム制作といった多様なテーマで社会的な挑戦を行い、特に注目された活動がありました。彼らは2025年10月に開催されるEXPO2025大阪・関西万博に向けて、自らのアイデアを形にする努力をしています。
新しい挑戦者たち
2期生の候補者は、各自が自らの原体験をもとに様々な社会課題に取り組む姿勢を示しています。例えば、食材への偏見をなくすことを目指す高校生や、観光地のゴミ問題に取り組む中学生。彼らはそれぞれの視点から地域社会の問題点に目を向け、独自の解決策を提案しています。
具体的な挑戦例
- - AYAさん(18歳、神奈川県): 残食の実態を調査し、偏見や見た目による食品ロスを減らすために、「残食ナンジャモンジャカードゲーム」を考案中。
- - 細井愛茉さん(14歳、東京都): 日本の伝統的なデザインを活かした携帯ゴミ袋で、外国人観光客のポイ捨て問題に取り組む。
- - 山村夏音さん(17歳、茨城県): 留学経験を通じてボランティア意識調査を実施し、帰国後に高校生同士での交流型ボランティア活動を展開。
- - 城井ひかりさん(18歳、福岡県): 学生のためのメディアを運営し、地方の情報格差を解消する活動を行う。
これらの挑戦者たちの活動は、単にアイデアを提案するだけではなく、それを実行に移すための具体的な手段を考え、行動に移しています。
支援内容と今後のスケジュール
「YOUNG IMPACT」の参加者には、月1回のメンタリングや資金調達の支援が行われ、各自のプロジェクトが実現に向けて進むサポートがされます。
エントリー締切は3月14日で、選考は5月29日まで予定されています。その後、ファイナル進出者が決定し、交流会を通してさらなるネットワークの構築が期待されます。
これからの展望
実行委員会の手塚麻里委員長は、今期の挑戦者たちには「自分なりの問い」や「社会に対する違和感」が芽生えており、そこから大きな可能性を感じています。社会を変える力は、こうした若者の小さな挑戦から生まれると信じています。プログラムを通じて、挑戦する文化が自然に育まれることが期待されています。
この機会を通じて、若者たちは自身の想いを社会に発信し、未来を切り開く一歩を踏み出すことができるでしょう。特に、社会問題に興味を持っている方々は、今後も注目していくべきです。