鉄道技術展での注目技術、コシダテックのAI滞留検知システム
2023年11月8日から10日まで開催される第8回鉄道技術展において、コシダテックが新たに開発した「踏切内AI滞留検知システム」が注目を集めています。このシステムは、最先端の5GネットワークやAI技術を駆使し、踏切周辺の安全性向上に寄与することを目指しています。
踏切内AI滞留検知システムの仕組み
この新システムは、市販のネットワークカメラによって取得した踏切付近の映像を、5Gネットワークを通じて「docomo MEC(R)」に送信し、そこで高度な映像解析を行います。VAE(変分オートエンコーダ)や背景差分技術を使用して、線路内に存在する物体をリアルタイムで高精度に検出します。特に、列車の接近時に障害物を捉えた場合、運行管理者や運転士に警告を発信することができます。
このシステムの特筆すべき点は、重量やサイズに関係なく、滞留物を検出可能な点です。また、AIが改善を続けることで、悪天候や夜間でもその性能を維持します。
展示会の詳細
コシダテックのブースは、千葉幕張メッセの8ホールに位置し、ブース番号はB-60です。来場者は事前に鉄道技術展のホームページを通じて申し込みが必要となっています。報道関係者については、取材の際に事前に連絡をいただければ、より詳細な説明を受けることができるとされています。
公式ホームページは
こちらです。
コシダテックについて
コシダテックは1930年に設立され、これまで自動車や半導体、モバイルセールス、IoT関連のソリューションまで、幅広い事業を展開してきました。クライアントのニーズに応えるために、価値あるサービスを提供し続けており、現在も時代の変化に柔軟に対応して業務を拡大しています。
IoTや自動運転技術が進化する中で、コシダテックは引き続き新技術を取り入れ、グローバルな競争に立ち向かう企業として成長を続ける意向を示しています。顧客の満足を最優先に考え、常に新たな挑戦を重ねています。
会社情報
- - 社名: 株式会社コシダテック
- - 本社所在地: 〒108-8570 東京都港区高輪2丁目15番21号
- - 設立年: 1930年
- - 資本金: 3億7,144万円
- - 従業員数: 255名(連結:2,150名)
- - 事業内容: 自動車関連、半導体、電子デバイス、携帯電話、遠隔ソリューション、セキュリティ関連など
- - URL: こちら
今後もコシダテックがどのように業界をリードしていくのか、その動向に注目です。