中小企業向け製造現場のDXポイントを解説するセミナーが小牧市で開催
2023年4月19日(水)、愛知県小牧市のこまき新産業振興センターにて、中小企業を対象とした製造現場におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)のポイントを解説するセミナーが開催されます。このセミナーは、最新のVR(バーチャル・リアリティー)技術を活用したモノづくりの現場実例を紹介するもので、多くの企業が導入を検討しているDXの具体的なケーススタディとして、参加者にとって大変価値のある内容となることが期待されています。
セミナーの概要
セミナーのタイトルは「最新DX技術の工場現場への応用事例」で、時間は午後1時30分から午後4時30分までを予定しています。会場は小牧中部公民館の4階大会議室で、参加費はなんと無料です。定員は30名で、参加希望者は事前に申し込みが必要です。
このセミナーの主催は、こまき新産業振興センターであり、共催には小牧市が名を連ねています。協賛として、株式会社水谷精機工作所からDX事業部長の水野貴夫氏が登壇し、VRツールを用いた実践的な設計と製造の事例を分かりやすく説明します。
プログラム内容
1. VRソリューションの概要と導入事例
最初の1時間は、VR技術の基本的な理解と、実際に導入された事例についてのプレゼンテーションが行われます。これにより、参加者はVRがどのように製造現場に貢献できるのかを具体的にイメージすることができるでしょう。
2. VRデモンストレーション
次の1時間では、実際にVRを用いたデモンストレーションが行われます。このデモでは、3DCADの設計データをVR環境で立体化し、試作を行わずに設計検証を直感的に行う方法が紹介されます。
また、スマートグラスを使ったリモート立ち合いのチャレンジも行われ、ハンズフリーでの高画質な共有が体感できるまたとない機会です。これにより、リモート営業や技術伝承の新しい形も提案され、今後の製造業における応用可能性を広げることが期待されています。
3. パネルディスカッション
最後の時間帯では、参加者との質疑応答を交えながら、今後のDXの方向性や工場管理のトレンドについてのパネルディスカッションが行われます。ここではデジタルツインやトレーサビリティーのシステムについても触れられ、実証された技術を元にした具体的なディスカッションが行われます。
こまき新産業振興センターの役割
こまき新産業振興センターは、愛知県小牧市の持続的な産業基盤の構築を目指して設立され、特に製造業における新技術の導入を積極的に推進しています。DXやIoTの導入を通じて、地域の中小企業が生産性を向上させるためのセミナーやイベントを多数開催し、地域の経済活性化へ貢献しています。
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