カインズと亀岡市が新たな連携協定を締結
2024年12月13日、株式会社カインズは京都府亀岡市と「包括連携協定」を締結しました。カインズの植木俊行氏や亀岡市の桂川孝裕市長が出席したこの記念すべき瞬間は、地域の持続可能な発展を目指したものであり、双方が強い想いを持って取り組むことを確認しました。
この協定は、亀岡市とカインズが協力して地域の課題に取り組むことを主な目的としています。特に亀岡市が掲げる「環境先進都市」の実現に向けて、カインズの資源が有効に活用されることが期待されています。双方の努力によって地域のサービス向上と活性化が図られるのです。
地域共生を目指す「くみまち構想」
カインズは2021年に「くみまち構想」を掲げ、地域の様々な課題に対応するための取り組みをスタートさせました。亀岡市においては、2021年にオープンした「カインズ亀岡店」を中心に、地域の発展に貢献する活動を積極的に展開しています。このたびの協定締結により、更なる連携が期待されています。
環境への取り組み
カインズ亀岡店では、環境保全に力を入れています。脱プラスチックやカーボンゼロの促進として、マイボトル給水スポットの設置や店舗屋根への太陽光パネルの導入に取り組んでいます。これにより地域社会との連携を強化し、未来に向けた持続可能な環境づくりに貢献しています。
また、店頭にはカインズと亀岡市の共同で環境活動を紹介するコーナーがあり、地域の皆様との交流を深める場として利用されています。
地域清掃活動の実施
毎月の「クリーンアップDAY」では、カインズのスタッフが店舗周辺の清掃を行い、地域の美化に寄与しています。保津川の日には、亀岡市と共に清掃活動を行い、このような活動を通じて地域住民とともに環境保護を進めているのです。
資源回収プログラム
カインズでは、資源のリサイクルにも注力しています。新聞紙や古着などの回収ボックスを設置し、お客さまにはポイントを還元する仕組みも導入されています。また、亀岡市と連携して園芸用土の無料回収サービスを実施し、環境保全に努めています。この取り組みは2024年に環境省主催の「グッドライフアワード」で特別賞を受賞するなど、高く評価されています。
アップサイクル工房の開催
さらに、カインズ亀岡店では、梱包資材を利用した「アップサイクル工房」を開催しています。地域の方々が参加できるこのワークショップでは、廃材を使って凧やブックカバーを作るなど、創意工夫を通じた環境教育が行われています。亀岡高校と協力した授業も実施し、若い世代に環境意識を植え付ける努力もしています。
このように、カインズと亀岡市の包括連携協定は、地域に根ざした多様な取り組みを通じて、環境保全や地域活性化に大きく貢献することが期待されています。最新の取り組みを追い続けることで、地域社会の未来がより豊かなものになることを願っています。