輪島の漆芸展開催
2024-09-28 02:03:08

伝統技術が息づく「輪島の漆芸展」、地域再生への思いを込めて開催

輪島の漆芸展が明日開幕!



2024年9月26日から10月22日まで、平成記念美術館ギャラリーで「ここから再び輪島の漆芸展」が開催されます。これは、輪島に伝わる漆芸の技術とその美しさを広く紹介する企画展です。地域社会の結びつきや文化の保存に寄与する輪島の漆芸は、その技術が時代を超えて継承されていることを示しています。

漆芸が持つ地域への影響



この企画展は、震災後の厳しい状況の中でも漆芸作家たちが地域復興に貢献している姿を浮き彫りにします。展示には内野薫、内野都、木谷陽子、角康二、高名秀人光、山元健司の6名の作家による約40点の作品がそろい、各々の工夫と情熱が込められた漆芸作品が展示されます。

特に注目したいのは、さまざまな技法を使った作品です。高名秀人光による「キャピタル」は、平文や蒔絵の技法を駆使して、海中を優雅に泳ぐ魚を生き生きと表現しています。また、内野都の「モッコウバラ」の蒔絵箱は、華やかな朱漆で彩られ、繊細な線描で花の命を描写していて、目を引きます。これらの作品は単なる装飾品ではなく、地域の職人たちの努力や情熱を反映したアートでもあります。

伝統と革新の融合



今回の展覧会では、岩手の美しい自然と文化を感じながら、伝統技術が如何に地域を支え、豊かにするかを考える機会にもなります。アルファベットのデザインを用いた作品や、現代的なアプローチで漆を表現した作品も多く、見る人々に新鮮なインスピレーションを与えています。特に、山元健司の「エレメンツⅢ」は、これまでの常識を覆す大胆な構成が特徴で、観覧者を惹きつけます。

開催概要とアクセス



  • - 開催期間: 2024年9月26日(木)〜10月22日(火)
  • - 開館時間: 10:00〜18:00
  • - 休館日: 日曜
  • - 観覧料: 無料
  • - 会場: 平成記念美術館 ギャラリー
  • - 所在地: 東京都世田谷区桜3-25-4
  • - Tel: 03-3426-1103

ギャラリーには無料駐車場も用意されていますので、ぜひ足を運んで作品を楽しんでみてください。

また、平成記念美術館ギャラリーは、工芸品を中心にアーティストの育成にも力を入れています。文化の継承と発展のために、参加型のワークショップや講演会も随時開催されています。次回は、2024年10月28日からの「父・瑛泉から受け継ぐ陶の未来」展が予定されているとのことです。

この「ここから再び輪島の漆芸展」を通じて、漆芸の魅力を再発見し、地域の文化を感じる貴重な機会となるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社 平成建設
住所
静岡県沼津市大岡1540-1
電話番号
055-962-1000

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