森トラストと麻布台商店街が地域活性化へ向けた連携協定を締結
森トラスト株式会社と麻布台商店街は、2024年8月21日に神谷町・麻布台エリアの活性化を目的とした連携協定を結びました。この協定により、両者は地域のステークホルダーとの共創を通じて、エリアの魅力向上に努めていくことを約束しました。
神谷町での未来を見据えた街づくり
森トラストは、神谷町エリアにおいて、地域の賑わいと愛着を生み出していくため、数多くのコミュニティ活動やイベントを展開しています。2018年には、「神谷町 God Valley ビジョン」を策定し、SDGsの推進やクリエイティビティを重視したエリア開発を目指しています。このビジョンを実現するため、麻布台エリアも含めた多様なステークホルダーと協力しながら、街づくりを進めていく計画です。
伝統を受け継ぎ、イノベーションを創出
麻布台商店街は、2023年に設立され、地域住民や商店、スタートアップ企業などが協力しながら、地域の伝統を次代に引き継ぎつつ、世界に向けて新たなイノベーションを生み出すことを目指しています。全国から人が集まるこの土地ならではの特性を活かし、地方と都市、さらには国際的な繋がりを生む拠点を創出していくことが期待されています。
両者は、神谷町と麻布台の地域で、コミュニティ形成を目指した連携プロジェクトを進めていく予定です。最初のプロジェクトとしてオープンする神米茶寮が、地域の交流の場として機能することでしょう。
地域拠点として「神米茶寮」をオープン
「神米茶寮」は神谷町トラストタワーの2階に位置し、2024年10月1日に正式オープンします。ただし、8月21日から9月30日まではプレオープン期間として営業を開始しています。
この茶寮では、オールグルテンフリーの食材を使用した和スイーツや飲み物が提供され、食を通して日本各地の文化や伝統を発信します。また、さまざまなイベントが定期的に行われ、地域の人々や訪問者が交流できるスペースとしての役割を果たすことでしょう。
今後の展望
今後も、「神米茶寮」を皮切りに、神谷町・麻布台エリアのさらなる活性化に向けたさまざまなプロジェクトが展開される計画です。森トラストと麻布台商店街は、地域に根ざした活動を通じて、人々が集まり、共創する環境を整え、地域の未来を共に切り拓いていくことでしょう。文脈も新たに、伝統と革新が共存する地域として生まれ変わる神谷町・麻布台エリアに、今後の動向が注目されます。