再生可能エネルギーの未来を切り拓くアスソラの挑戦
再生可能エネルギーに特化したスタートアップ、株式会社アスソラが新たな一歩を踏み出しました。東京都港区に本社を構えるアスソラは、一般社団法人インパクトスタートアップ協会の第6期正会員として加盟し、持続可能な社会の実現に向けて共に取り組むことになりました。この取り組みは、社会課題の解決と成長を両立させるというインパクトスタートアップの理念を実現するための重要な一歩です。
インパクトスタートアップ協会とは
設立は2022年10月。インパクトスタートアップ協会は、社会課題の解決に向けた新たなビジネスモデルを生み出す企業を応援しています。協会の活動は、「共有」「形成」「提言」「発信」という4つの柱を中心に、多くのスタートアップ企業にポジティブな影響をもたらしています。,
現在、アスソラを含む249社が正会員として協力しており、15社が賛同会員として賛同しています。これにより、持続可能な社会を実現するためのエコシステムが形成され、さらなる成長が期待されます。
アスソラの事業内容
アスソラは、主に太陽光を中心とした再エネ事業の開発と電力供給を行っています。脱炭素化を目指す企業に対しては、コーポレートPPA(Power Purchase Agreement)を通じてクリーンな電力を提供しています。第1号案件として東北電力と契約し、NTTドコモへの再エネ電力供給を開始した実績を持っています。
さらにコーポレートPPAの展開に加え、「再エネのフル活用」を実現するために、系統用蓄電池事業にも取り組んでいます。2025年4月には、環境エネルギー投資、三菱UFJキャピタル、ANRIから総額6.3億円のシリーズA資金調達も行い、事業の加速を図っています。
脱炭素への取り組み
アスソラの取り組みは、電力需要家と協力し再エネ発電所の新設を行うことで、再エネ設備を増やす「追加性」に重きを置いています。このような取り組みを通じて、電力需要家も再エネの拡大に寄与することができます。脱炭素社会を実現するために、アスソラのビジョンはますます重要になっています。
今後の展望
今後は、農地上部に太陽光発電設備を設置し、発電と農業生産を同時に進める「営農型太陽光(ソーラーシェアリング)」にも注力していく計画です。この新しい取り組みは、農業だけでなく地域活性化にも寄与することを目的としています。
また、発電量の変動を受け入れやすくするため、電力システム構築にも力を入れていく予定です。これにより、より多くの再エネが電力網に取り入れられる環境を整えることが期待されます。
アスソラは今後も限りある資源をフル活用し、経済的に自立した再エネ事業の創出に真摯に取り組んでいく方針です。持続可能な社会への貢献を果たすべく、アスソラの挑戦は続いていきます。
会社概要
アスソラ
- - 会社名: 株式会社アスソラ
- - 代表取締役: 山崎 智広
- - 設立日: 2022年4月1日
- - 所在地: 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI 内
- - HP: アスソラ公式サイト
インパクトスタートアップ協会