山形の冬を感じる鍋祭り！寒鱈汁とあんこう鍋を堪能しよう

山形の冬の味覚といえば！？

毎年街を彩る冬の醍醐味、山形県鶴岡市で「庄内冬の鍋祭り」が開催されます。このイベントでは、地元の定番料理「どんがら汁」と新たに注目を浴びる「アニョウ鍋」を楽しむことができます。

旬の寒鱈を余すところなく味わう「どんがら汁」

「どんがら汁」とは、寒鱈（かんだら）を丸ごと使用した、地元に根付いた郷土料理です。山形の冬にふさわしいこの料理は、真鱈の脂がのった身を、頭から尾まで無駄なく味わえるのが特徴。地元では、鱈のアラを使ったこの料理が「どんがら」として親しまれており、味噌をベースとした濃厚なスープが身も心も温めてくれます。

この寒鱈祭りでは、さらに新鮮な「白子の刺身」や「たら子飯」などの美味しい料理が揃い、冬の寒さを忘れさせてくれます。

鮟鱇の魅力を堪能する「あんこう鍋」

そして、今回の祭りで紹介される新たな冬の味覚が「鮟鱇（あんこう）鍋」です。全国で人気が高まっている鮟鱇ですが、実は山形県も全国4位の水揚げ量を誇る隠れた名所です。鮟鱇は、その肉厚な身や豊富なコラーゲンを含む皮、さらに濃厚なあん肝まで余すことなく利用できるため、一つの鍋でさまざまな味わいを楽しめます。

この「あんこう鍋」は、庄内の熟練の料理人によって特別にアレンジされており、オリジナルの味付けで提供されます。地元漁師の協力により、関東などへの出荷が主だった鮟鱇を地元の人たちにも楽しんでもらいたいという思いが詰まっています。

楽しみ方は多彩！

さらに、イベント期間中には食べ比べキャンペーンも実施され、どちらの鍋が人気かを投票することができます。参加者には庄内観光物産館で使える商品券もプレゼント！

また、自宅でもこれらの味を楽しめる通販も行っており、寒鱈汁セットとあんこう鍋セットを購入することが可能です。きっと、プロの味付けを家庭でも楽しめるでしょう。