クリエイティブな力:丹野滋生さんのアートが広報誌に
障害のある社員が社会に与える影響は計り知れません。その一例として、パーソルダイバース株式会社に勤務する丹野滋生さんが、岩崎電気株式会社の広報誌の表紙に採用されたことが挙げられます。丹野さんの描いたアート、名付けて「森の精霊」は、温もりが感じられる作品で、多くの人々に感動を与えることでしょう。
丹野滋生さんと「パラリンアート」
パーソルダイバースは、障害者雇用を推進する企業として、多様な働き方や支援を提供することを使命に掲げています。丹野さんもその一員として、「よこはま夢工房」で焼成班を担当しています。彼の絵の才能はそのままキャリアにも活かされ、一般社団法人障がい者自立推進機構の「パラリンアート」プロジェクトを通じて、アーティストとしての道を歩んでいます。
「パラリンアート」は、障害を持つアーティストの作品を企業や個人に提供し、適切な報酬を得られる仕組みです。丹野さんの活躍は、アートを通じて障害者の社会参加や経済的自立を推進する重要な例です。
丹野滋生の作品とその背後にある思い
丹野さんが描いた「森の精霊」には特別な意味が込められています。彼がいつも散歩に行く裏山で、迷い込んでしまった時に感じた不安と、その時見守るように存在していた森の精霊。彼の作品は、心細い時に感じる安心感を表現しています。丹野さんは、この作品が表紙に採用されたことに非常に嬉しい気持ちを抱えており、「これからも自分らしさを大切に、絵で多くの人々に笑顔を届けたい」というコメントを寄せました。
岩崎電気の高評価
岩崎電気株式会社は、丹野さんの作品に対し、「精霊の優しい視線や切り絵とイラストの組み合わせの丁寧な仕上がりに温もりが感じられる」と高く評価しています。社長の伊藤義剛さんも、丹野さんの個性が表現されていることに感銘を受けているようです。
丹野さんのこれまでの受賞歴
丹野さんは数々の賞を受賞してきました。2020年にはパーソルグループの統合報告書の表紙に「平和」の作品が採用された他、2019年にはSOMPOパラリンアートカップで神奈川県賞を受賞しています。これらの実績は、彼の才能を証明するものであり、今後の活躍が期待されます。
障害者雇用への取り組み
パーソルダイバースは、障害者雇用を成功させるために多様なプログラムを展開しています。求人・登録者数が国内最大級の「dodaチャレンジ」や、就労移行支援事業所「ミラトレ」、企業向けのコンサルティングなど、多岐にわたるサービスが提供されています。これらの取り組みは、障害者が自立し、豊かな社会参加を実現するための重要な一歩となっています。
まとめ
丹野滋生さんの「森の精霊」が広報誌の表紙を飾ったことは、彼自身のアートの可能性や、障害者雇用の重要性を再認識させる出来事となりました。これからも、障害者のこれまでの壁を打破し、自らの才能を活かすことで、多くの人に感動を与えるアーティストとしての道を歩んでいくことでしょう。