沖縄市コザにスタートアップ支援拠点「ROCX」誕生
沖縄県沖縄市一番街、通称コザに、新たな中核拠点となるビル「ROCX」が2026年10月に開業する予定です。この設立を手掛けるフォーシーズ株式会社は、地域のスタートアップ支援とGX(グリーントランスフォーメーション)を融合させ、次世代の起業家に挑戦の場を提供します。
コザが抱える課題とROCXの意義
コザは嘉手納基地の影響下に発展してきた街で、ローカル文化と国際的文化が融合した独特の熱量があります。しかし、老朽化したインフラや複雑な権利関係、昼間人口の希薄化といった地域課題が明らかになっています。これらの問題は特有のものではなく、多くの地方都市が直面する可能性があります。フォーシーズは「コザの今は、日本の明日」と認識し、地域再生のモデルを目指して新たなつながりや共創を促進したいと考えています。
ROCXの理念と機能
「ROCX」には、次回で6回目を迎えるコザのスタートアップカンファレンス「KOZAROCKS」の熱量とGXの理念を込めています。また、コザの文化である“ロック”の精神を未来へと繋げることを願っています。ROCXは挑戦者の熱を生み出し、街へ広める拠点として、起業支援や共創、GXの実装を担います。
運営の背景
フォーシーズ株式会社の豊里健一郎代表は、ROCXがコザから新たな挑戦を生み出す基盤となることを強調しています。自然環境を守りつつ、古い建物を再生させていくことの重要性を語り、沖縄の未来にとって新たな産業と経済成長は必要不可欠だとしています。この取り組みを通じて、次の世代に文化や可能性を引き継ぎ、変化し続ける事業の形を探求していくと述べています。
ROCXの具体的な機能
ROCXは、スタートアップ支援、地域共創、GX実装を一体で推進する複合的な拠点です。予定されているフロアの機能は以下の通りです。
- - 1F: サステナブル商品の展示・販売機能を備えたサステナブルストアとエネルギーの可視化モニター。
- - 2F: 多目的な研修・会議室を揃え、多様な人材が学ぶ場を提供。
- - 3F・4F: シェアオフィスとアップサイクルラボを設置し、スタートアップやスモールビジネスが成長できる環境を提供。
地域と共に成長するROCX
現在、コザには全国や海外から多くのスタートアップが集まり、新しいアイデアが日々生まれています。ROCXは、こうしたダイナミズムを加速させる中核的な役割を担い、日本とアジアの成長に貢献していくと考えています。
KOZAROCKSでの先行公開
ROCXは2026年10月の正式なオープンに先駆け、2026年7月10日・11日に開催される「KOZAROCKS 2026」で1階部分を先行公開します。このイベントでは、地域との接点を感じられる機会を提供し、ROCXのビジョンを発信していきます。また、現場の工事中ならではの巡回ツアーも行われ、街の未来への挑戦を目の当たりにすることができます。
ROCXの建設現場の想いの発信
ROCXの建設を担当している株式会社kapokの代表、岡戸大和氏のインタビュー記事も公開されており、コザの街づくりに関する想いを感じ取ることができます。
ROCXの情報は、これからの地域の発展において重要な役割を果たしていくことでしょう。
今後、地域のニーズに応じて、さらに多くの取り組みや活動が展開されることが期待されます。