概要
2026年7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「メンテナンス・レジリエンス2026」。この展示会は、社会インフラの維持管理や防災・減災に関連する最新の技術やサービスが一堂に集まる重要なイベントです。公式発表によると、392社が780ブースを出展し、36,000人の来場者が見込まれています。
現在のインフラの状況
日本のインフラは1960年代以降、高度経済成長によって一気に整備されました。しかし、今やそれらは同時に老朽化のピークに達し、多くの社会問題を抱えています。国や自治体にとって、効率的な維持管理と賢い更新は最優先課題とされています。さらに、最近では自然災害の頻発も加わり、インフラや設備の安全保障が求められています。
この状況において、「メンテナンス・レジリエンス2026」は重要な情報発信の場となるでしょう。展示される技術やサービスは、生産設備や社会インフラ、災害対策に関連するもので、業界の課題解決を目指しています。
多彩な展示
本展は多岐にわたる展示会が集まります。「プラントメンテナンスショー」「インフラ検査・維持管理・更新展」「土木・建設DX/システム/ツール展」など、11の展示会を通じて最新の技術と知見が集結します。特に注目なのは、今年新設された「プラントオペレーションショー」です。ここではプラントオペレーションに必要な自動化やAI、エネルギーマネジメント技術に関する展示が行われます。
また、20回目を迎える「インフラ検査・維持管理・更新展」では、さまざまな講演会やセミナーが開催され、インフラ維持管理に関する最新の知識や業界動向が共有されます。産官学の架け橋として、多項目の議題が取り上げられ、新たなビジネスチャンスが生まれるでしょう。
セミナーと講演会
展示会の最中、経済産業省や国土交通省、内閣官房の関係者を招いた複数の講演会が予定されています。例えば、7月15日には経済産業省による「スマート保安の取り組み」が紹介され、16日には国土交通省による「地域インフラ群再生戦略マネジメント(群マネ)の取り組み」が発表されます。17日にはAIを活用したインフラ維持管理の最前線についての講演が行われる予定です。これらの講演は、業界の最新トレンドや課題解決のヒントを得る貴重な機会となりそうです。
出展者情報
多くの企業が新技術を披露します。その一例が、中北製作所の「Beyond Drones」です。虫や鳥のように飛行するロボットを開発しており、新しい選択肢を提供します。また、基幹構造の「Spot」は超音波診断を用いた検査ロボットで点検業務の効率化を図っています。さらに、オプティレーザーソリューションズは、日本製のレーザークリーニング装置を実演する予定です。
開催概要
「メンテナンス・レジリエンス2026」は、東京ビッグサイト東1~3ホールにて行われます。主催は一般社団法人日本能率協会で、多くの後援を受けています。入場は無料ですが、事前登録が必要です。詳細は公式サイトやWebガイドで確認してください。これからの社会インフラを支える最新情報が集結するこのイベントは、業界関係者にとって見逃せないチャンスとなるでしょう。
開催日時: 2026年7月15日(水)~17日(金)10:00~17:00
会場: 東京ビッグサイト 東展示棟1~3ホール
公式サイト: メンテナンス・レジリエンス2026