学生と共に考えるインクルーシブな社会
島根県立大学の保育教育学科では、インクルーシブな社会の実現を目指し、学生たちに特別な講義を提供しています。特に注目すべきは、日本ダウン症協会富山支部の上原公子支部長が行う講義です。
この講義は、障害を持つ子供たちやその家族からの視点を取り入れ、学生たちに「理解」を深めさせることを狙いとしています。特に、保育士や教員を目指す1年生にとって、社会における障害への認識を高めることが重要です。上原支部長の講演は、彼女自身の経験をもとに、ダウン症児の家庭の実情や社会に対する思いを率直に語るものです。
目的と意義
今回の講演の狙いは、学生たちが知識としての理解に終わらせず、彼ら自身が一社会人として何ができるかを考えさせることです。特別支援教育を学ぶ中で、障害を持つ子供やその家族への感情移入が求められています。上原支部長の生の声を通じて、学生たちはより具体的なイメージを持つことができるでしょう。
講演の詳細
- - 日時: 令和7年6月30日(月)10時40分~12時10分
- - 場所: オンライン(島根県立大学松江キャンパス)
一般の方の聴講は不可ですが、報道関係者の方々には注目していただき、取材や紹介をお願いできればと思います。上原支部長の熱意ある講演は、必ずや未来の保育士や教員に影響を与えることでしょう。
特に、障害に対する理解を深める機会は、今後の教育現場においても非常に重要です。この講演が、インクルーシブな社会づくりの一助となることを期待しています。
連絡先
今回の情報についての問い合わせ先は、島根県立大学松江キャンパスの管理課(広報担当)です。
興味のある方は、ぜひお早めにお問い合わせください。