インドネシア・スンバ島支援プロジェクトの重要性
インドネシア・スンバ島は、年間を通じて降雨が限られた地域で、住民は水を得るための苦労を強いられています。特に雨季は数ヶ月しかなく、多くの家庭では水汲みに何時間もかかることが日常です。給水での悩みは、村の生活の質を大きく損なう要因となっています。
水の供給支援
認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFE(所在地:千代田区、理事長:横山計三)は、スンバ島の住民が安心して暮らせる環境作りを目指し、現地の水供給を改善するための活動に取り組んでいます。2019年から開発を進めている川の流れを動力源とする給水ポンプは、燃料不要で、井戸がなく水の確保が難しい地域で非常に重要な役割を果たしています。これにより、住民が労力を削減し、より安心して生活できる環境を提供できるよう努力しています。
ポンプの導入と改良のプロセス
2024年度には、現地住民とともにポンプを組み立て、実際に川に設置する予定です。このポンプは、住民が簡単に組み立てや修理を行えるように設計されています。また、ポンプの普及に向けた活動も行い、その認知度を高めることを目指しています。
現金収入を増やすための農業支援
スンバ島の農村では、自給自足に近い生活をしているため、現金を得ることが難しい状況があります。特に新たな作物の栽培に対する不安感が強く、LIFEでは2014年から野菜作りの研修を実施しています。この研修では、地域の植物や家畜を利用して肥料や防虫剤を作れる方法を教え、参加者たちには自己の農業能力を伸ばす手助けをしています。
成果の報告
研修を受けた住民からは、さまざまな野菜—トマトや空心菜から果物や飼料用のトウモロコシまで—が高い評価を受けています。特に、スンバ島の乾期の間に、雨が少なく稲作が困難な時期において、野菜を売り、生活を支える収入源として役立っています。
寄付のお願い
この取り組みの継続には皆様の支援が必要です。100,000円の寄付で給水ポンプ1台が設置できます。生計と水供給支援のために寄付をいただければ、地域の人々がより良い生活を送る助けとなります。寄付はさまざまな方法で行え、税制優遇の対象にもなります。
まとめ
スンバ島のための支援がこれからも続くよう、私たちの活動にぜひご協力をお願いいたします。詳細や寄付方法については以下のリンクをご覧ください。
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LIFEはスンバ島の住民とともに、より良い未来を作るために活動し続けます。2015年12月から2025年3月31日までの寄付受付にご参加ください。